いまやコンビニのレジ横にあるコーヒーマシンは、あって当たり前の存在。しかし登場当初は「100円でいれたてコーヒーが飲めるなんて!」とそのコストパフォーマンスに感動したものである。

コンビニコーヒーが現在の形になったのは、おおむね2010年代初頭のこと。あれから物価が上がり、消費税も上がったがコーヒーのコスパは変わったのだろうか? コスパよくたくさん飲みたいときはどこで買うべき? ローソン、ファミマ、セブンで比較してみた!

・100円のホットコーヒーを買ってみた

ということで、今回購入したのはローソン「マチカフェ」、ファミマ「ファミマカフェ」、セブンイレブン「セブンカフェ」のホットコーヒーである。

ファミマとセブンは2種類のサイズ展開だが、ローソンはS、M、L、メガの4サイズが提供されている。今回はわかりやすくするため100円(8%税込)の同価格のものを購入して、「価格×量」におけるコスパを比較してみた。だって少ない金額でたくさん飲みたいじゃない!


・ローソンの場合 / マチカフェ『コーヒー(S)』

価格:93円(税抜、以下同じ)
量:170ml


・ファミマの場合 / ファミマカフェ『ブレンド(S)』

価格:93円(税抜、以下同じ)
量:170ml


・セブンの場合 / セブンカフェ『ホットコーヒー(R)』

価格:93円(税抜、以下同じ)
量:170ml


ピッタリ三つどもえーーーーーッッッッ!!!!



3社とも量が全く同じという結果であった。価格も同じなので、100円コーヒーの「価格×量」におけるコスパには差がないということが判明した。量は気にせず、好みの味にあわせて買えばよいのだ! ああ、なんて解放感。

・味は全然違う!

さて量と価格は同じ3社だが、味は全く異なる。ザックリ特徴をまとめると

【ローソン】3つのなかで苦味が最も強い。深いコクとまろやかな味わいが特徴。
【ファミマ】苦味と酸味のバランスがとれていて、すっきりした飲み口。
【セブン】いれたての香りがとても華やか! どちらかというと酸味が強い。

といったところ。私個人としてはローソンの香ばしいコーヒーが好みである。

ローソンといえば、サイズ展開が最も豊富、「アメリカか!」って大きさのメガサイズもあるが、大きければ大きいほどコスパがよくなるのだろうか。参考にはかってみたところ

メガサイズ→ 価格:250円(税抜)、量:500ml、1mlあたりの価格:0.50円
Sサイズ→ 価格:93円(税抜)、量:170ml、1mlあたりの価格:0.54円

メガの方が安いは安いが、「チリツモ」というレベルの差。あまり気にしなくてもいいだろう。私たちは自由だ。好きな味を、好きなサイズを、自分自身の心のままに飲めばいい。

Report:沢井メグ
Photo:Rocketnews24.