人間、同じものを食べ続けたら、いつかは飽きる。だが、どういうわけだか私は昔から、一度ハマったら同じものを食べ続けてしまう癖がある。スパ王にハマった時は1日3食食べ続け、栄養失調でブッ倒れたことも……。

そんな私が、ちょうど1カ月ほど前からハマり続けているのが餃子である。自分でもビックリするくらい没頭してて、毎日食べても飽きが来ないのだ。そしてそのうち「何日目で飽きるのかな?」と思うようになった。

・餃子にハマる2つの理由

餃子にハマる理由は2つある。まずは、毎日違う店で食べているということ。店によって味が違うから、毎日のように発見があり、勉強にもなる。もともと餃子は眼中になかったので、たとえ有名チェーン店であったとしても初体験。そして食べるたびに「こういう味かぁ〜」と感動するのだ。

もうひとつの理由は、ズバリ栄養。各種栄養素がバランス良く入っていることから “完全食” とも呼ばれる餃子だったら、毎日食べ続けていても栄養失調で倒れることもあるまい。また、ラーメンやカレーのように太ることもあるまい……みたいな安心感もあり、毎日餃子を食べている。


・餃子のおかげで充実した毎日

まずは職場の近くの餃子を網羅してから、新宿じゅうの餃子を制覇しよう。そんな気持ちで、部下の原田と一緒に「餃子めぐり」しているのだが、これが本当に楽しいのだ。出社してから、まず原田と話すのは「今日はどこ行く?」であり、餃子のおかげで充実した毎日が過ごせている。

そんなこんなで楽しみながら1カ月(31日)が経過してしまったのだが、感想としては「まだぜんぜん飽きていない」だ。いいや、飽きていないどころか探究心は増す一方で、ヒマさえあれば食べログで「場所 + 餃子」を検索して店チェック。果ては夢にまで餃子が出てくる始末である。

よって、私の結論的には「そう簡単に餃子は飽きない」であり、「余裕で1カ月は食べ続けられる」であり「餃子めぐりは、まだまだ続ける」であるが、部下の原田が内心どう思っているのか不安に思う今日このごろ。

実はあいつ、本当は餃子に飽きているのに、興奮状態で餃子の話をしてくる上司に対して「餃子飽きた」とは絶対に言えないから、無理して餃子めぐりに同行しているのでは? なんて思ったりも。そうでないことを願いたいが、私は気にせず今日も聞く。なあ原田、今日はどこ行く?

執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24

▼餃子めぐり1カ月間のあゆみ