2019年10月20日の東京スタジアム。ラグビー日本代表は準々決勝で過去優勝2回の強豪、南アフリカ代表と対戦し3対26で敗れた。それでも史上初となるベスト8を達成したことは紛れもない事実であり、多くの人がその姿に勇気と感動をもらったことだろう。ラグビー日本代表のみなさん、本当にお疲れ様でした。

さて、私、P.K.サンジュンはアイルランド戦直後に娘のユニフォームを購入した典型的な “にわかファン” であるが、心の底からラグビーに感動し、どうにかしてラグビー日本代表を応援したいと考えている。果たして今回のW杯で感動した我々はどうやってラグビーを、そしてラグビー日本代表を応援していくべきなのだろうか?

・心の底から感動した

実は前回大会の2015年でも、私は同じような感情に襲われていた。ただ「ラグビーってすごいな」「ラグビーっておもしろいな」とは思いつつも結局は何もせず、今大会もアイルランド戦を観るまでラグビーに対する感情は「ほぼ無だった」と言っても差し支えない。

だがしかし、アイルランド戦以降にテレビ観戦した日本代表の戦いには心を揺さぶられずにいられなかった。トライやスクラムはもちろんだが、ただボールをキープしているだけでここまで感動できるスポーツは他にあるのだろうか? 学生時代に戻れるならばラグビー部に入部したい。それくらい感動した。


きっと私のように「ラグビーに感動した」「ラグビーが好きになった」「ラグビーを応援したい」と思っている人はメチャメチャ多いと思うが、具体的にどうすればいいのかわからない人もまた多いハズ。応援とは言ってもラグビーの試合をテレビで見かける機会はほとんどない。

・生でラグビーを観よう

結局、辿り着いたのは「試合を観に行くこと」というシンプルなものだ。というか、現状ではこれしかないのではなかろうか。調べたところ日本には『ジャパンラグビートップリーグ』なる社会人リーグがあり、全16チームが凌ぎを削っているという。

当然、日本代表の選手も多く『ジャパンラグビートップリーグ』でプレイしており、リーチ・マイケル選手は「東芝ブレイブルーパス」、ピーター・ラブスカフニ選手は「クボタスピアーズ」、田村選手は「キヤノンイーグルス」、松島選手や流選手は「サントリーサンゴリアス」に所属している。


それだけではなく “オールブラックス” ことニュージーランド代表の選手や、南アフリカ、オーストラリア……などなど、各国の代表選手も『ジャパンラグビートップリーグ』に在籍中。つまり、世界レベルのプレイが日本でも楽しめるということ……だと思われる。

・金を使え

小耳に挟んだところによると「ラグビーのプロ・リーグ化」の話もあるようだが、大いに結構ではないか。我々にわかファンにできることは会場まで足を運び、少しでもお金を落とすこと。そしてそれが遠回りだとしても「日本代表の支援」に繋がるならばこんなに嬉しいことはない。


チームスポーツは、野球やサッカーの例を挙げるまでもなく “好きなチーム” が見つかると一気に入り込みやすくなるハズ。ただ、ラグビーはノーサイドの精神が美しい競技である。好きなチームがないとしても、それはそれでいいのかもしれない。客席がホーム & アウェイで分けれられていないのも、きっとそういうことなのだろう。

とにもかくにも、にわかファンに現状できることはおそらく「試合を観に行くこと」これしかない。次回の『ジャパンラグビートップリーグ』の公式戦は2020年1月12日に全8試合が行われ、チケットは2019年11月10日から一般発売開始予定だ。

参考リンク:ジャパンラグビートップリーグ
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼これは観に行って応援するしかない。