まぎらわしい話だが、福岡県には京都がある。もちろん京都府があるわけではなく、京都郡(みやこぐん)なるエリアが存在するのだ。軽い気持ちで名前の由来を調べたら「ヤマトタケルのお父さん」が登場してビビったでござる。まさか神話の時代までさかのぼるとは……。

今回は、そんな京都郡の「みやこ町」にやってきた。みやこの中のみやこである。田園風景広がる自然豊かな地域なのだが、何やら危険な香りが漂うヤバい場所があるらしい。情報を頼りに町内を散策していると……おいマジかよ。いくら何でもヤバ過ぎるじゃねえか!

・崎山駅

最初に訪れたのは、平成筑豊鉄道の崎山駅。国鉄時代に建てられた駅舎がけっこうギリギリの状態で残っている。歴史の重みを感じるというよりは、不安になるレベルでボロボロだ。建物全体がビミョーにゆがんでいる。

ちなみに数年前まで、ネーミングライツにより「れいめい拳.com崎山駅」という愛称が付いていたらしい。死ぬほどカッコイイ名前が付いていたんだな。改札口のすぐ横に「雨どい」が突っ込まれた洗濯機を発見したが……もしやこれが「れいめい拳」の名残りなのだろうか。

・崎山八幡神社

しかし、マジでヤバいのは駅舎……ではない。ブラブラ歩いてたどり着いたのは、駅から500mほど離れた場所にある「崎山八幡神社」だ。どうやら、この場所で、全国でもかなりレア度の高い光景が見られるという。ほほう、一体どういうことなのだろうか。

鳥居前まで近づいてみたのだが、とくに変わった様子は見られず。それではということで、境内へ足を踏み入れようとしたその時だった……!


いやいや危ねええええええ!

おいおい、いきなりの電車登場は勘弁してくれ。心臓が止まるだろ。「一の鳥居」と「二の鳥居」の間を電車が横切るとは……。イヤホンを付けたまま参道を渡ったら、激し過ぎるアタックを受けていたかもしれない。マジのマジで要注意だ。

そして線路を渡ると、狛犬の姿もヤベェ。片方が「逆立ち」をして、もう片方が「キャイ~ン」みたいな姿勢である。聞けば、ここら一帯ではたま~に見かけるスタイルらしい。お祭りモード全開で楽しそうですね。

長い階段をのぼると汗が止まらないが、緑豊かな境内はとても静かで心が落ち着く。この場所にたどり着くまでの出来事が「すべて夢だった」と思えるような、やすらぎスポットであった。

・洪水で流れる橋

ちなみに、駅を出て「崎山八幡神社」とは反対方面へ歩いて行くと、川にかかる細~い「木製の橋」を見ることができる。もちろん現役バリバリで、地元の方にとって無くてはならない橋なのだが、洪水の際には流れてしまうことを想定した「流れ橋」と呼ばれるスタイルとのこと。復旧コストを抑えるためなのだとか。

・楽しいローカル線の旅

ローカル線の風情あふれる旅には思わぬ発見がある。心穏やかな景色を楽しむ予定が、衝撃スポットの登場で心臓が止まりそうになることもあるだろう。機会があれば、ぶらり途中下車を楽しんでみてはいかがだろうか。意外な冒険が始まるかもしれないぞ!

・今回ご紹介した場所の詳細データ

名称 崎山駅
住所 福岡県京都郡みやこ町犀川崎山3079-2

Report:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.
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▼崎山駅

▼崎山八幡神社




▼衝撃でした……!

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日本、崎山駅