本日7月25日は「かき氷の日」! 別名「夏氷(なつごおり)」とも呼ばれるかき氷。本日が記念日なのは、7(な)2(ツー)5(ご)の語呂合わせも関係しているという。ちょっと強引な気もするが……。

そんな記念すべき日、前代未聞のかき氷に出会ったためご紹介したい。そのかき氷とは「かき氷茶漬け」だ! 新感覚すぎるだろ!!

・衝撃のメニュー

そのメニューを展開していたのは、新宿3丁目のカフェ&ダイニングバー『kawara CAFE&DINING』である。

昼ご飯を食べに入ったところ、通常ランチメニューと別に期間限定ランチメニューが登場していた。ほうほう「冷や出汁茶漬け」とな? 確かに各地で梅雨明けが発表されている現在、お茶漬けは気分にピッタリだ。そこで、メニュー表をよく見てみると……


ご飯にかき氷乗ってる

限定メニューは「マグロのレアかつ 冷や出汁茶漬け」「真鱈の西京漬け 冷や出汁茶漬け」「鶏ささみの麻辣醬和え 冷や出汁茶漬け」の3種類で全て税込1100円。

また、メニューにはこうも書かれている。「出汁の氷でかき氷!? この夏、kawaraが提案する新感覚冷や茶漬け!」と。いくら何でも新感覚すぎるだろ!!

・注文してみた

というわけで「真鱈の西京漬け 冷や出汁茶漬け」を注文してみたところ……


かき氷めっちゃ乗ってるやん

メニュー写真のイメージより実物の量が少ないとかたまにあるけど、このかき氷茶漬けはガチであることが判明した。米の上にかき氷の小山が築かれている。しかしなぜだろう? あまり嬉しくないのは

さらに、かき氷の小山の上には梅と色とりどりのアラレが振りかけられている。色合いは綺麗だ。さっそく真鱈を添え、だし汁をかけてみると……

氷が少し溶けてお茶漬けっぽくなってきた。この辺でようやく真鱈の西京漬けがウマそうに見えてきたため、思い切ってお茶漬けをかき込んだ。

真鱈はウマイ。


西京漬けの濃い甘辛さと真鱈の旨みが出汁に溶け出し、身も出汁もご飯が進む味加減だ。さらに薬味的についてくるネギもシャキシャキで、茶漬けるには申し分ないつけ添えだと言えるだろう。

・かき氷はアリかナシか

さて、問題はかき氷だ。勘の良い方はすでにお気づきかと思うが、氷が溶けたことで出汁は冷蔵庫から取り出した直後の麦茶くらい冷え冷え。

私(中澤)の調査によると、お茶漬け好きには2種類の人間がいる。「熱いお茶でほぐすからお茶漬けはウマイ」という保守派と「冷たい麦茶でのお茶漬けって意外と最高だよ?」という革新派だ。

このお茶漬けは、麦茶茶漬けさえ許せない保守派にはとてもオススメできるものではない。なぜなら、ご飯の温度で多少温かくなる麦茶茶漬けなんて比にならないくらい冷えているからだ

ちなみに、私は革新派で、夏も冬もお茶漬けはオール麦茶で行う。そんな私からするとこのメニューは至高。冷えに冷えた出汁がのど越し爽やかで夏にぴったりだ。

まさに「かき氷茶漬け」と呼ぶにふさわしいこのメニュー。味は好き嫌いが超分かれそうだった。ゆえに新感覚

都心を中心に多くの店舗を展開する『kawara CAFE&DINING』。冷や出汁茶漬けは2019年8月31日までのランチ時間限定で、新宿本店、新宿東口店、宇田川店、渋谷文化村通り店、横浜店の5店舗で味わうことができる。ちなみに、ランチの時間は17時まで。冷え冷えの爽やかなお茶漬けを食べたいお茶漬け革新派はぜひ。

・今回紹介した店舗の情報

店名 kawara CAFE&DINING 新宿本店
住所 東京都新宿区新宿3-11-11 ダイアン新宿ビル3F
営業時間 11:45~24:00(ランチ11:45~17:00)
定休日 不定休

参照元:PR TIMES
Report:中澤星児
Photo:Rocketnews24.

▼レギュラーのランチメニューはこんな感じ

新感覚かき氷と言えば、新大久保『Seoul Cafe』の糸かき氷も衝撃だった

日本、〒160-0022 東京都新宿区新宿3丁目11−11 ダイアン新宿3F