人は誰しも “血迷う” ものである……。とか言いながら、最近全然血迷っていなかった私(佐藤)。夏も近いことだし、いっちょ血迷ってみっか! ということで、8500円もする弁当を買ったぞ!!

……いや待て待て、以前にも同じくらいの弁当を買ったことがある。あれはちょうど1年前(2018年)の7月6日、大丸東京のテイクアウトステーションで、「ミート矢澤」の極味弁当(9980円)を買ったんだった。

今回は恵比寿にオープンしたばかりの、同じくミート矢澤の贅沢弁当を購入したのである!

・テイクアウト専門店

このお店は、ミート矢澤が運営するハンバーガー専門店「ブラッカウズ」だったのだが、店舗の一部をリニューアルして、テイクアウト専門店として、2019年7月9日にオープンした。


開店初日の12時頃にお店に行くと、意外と空いている。いくらミート矢澤とはいえ、リニューアル初日はまあこんなもんだろう。そう思ったら……。


このお店でもっとも高い1万円の極味弁当が売り切れ! お店の人に聞くと、「午前中で売り切れになりまして……」と申し訳なさそう。え? 普通1番高いメニューって、残るもんでしょ。真っ先に売り切れるとは、さすがミート矢澤。


・消費期限5時間

という訳で、2番目に高い贅沢弁当を購入した次第だ。2番目とはいえ8500円。昼食というには贅沢すぎる。まさに贅沢弁当である。


容器は弁当用にしてはあまりにデカい。食べ方によっては4人家族で分け合えるレベルのサイズ感である。


ちなみに消費期限は持ち帰りから5時間以内。昼にテイクアウトしたので、17時までには食い切らないといけない。


・お肉の世界へようこそ!

フタを開けると、そこに広がるめくるめく “お肉の世界” 。超現実主義の私は、あのネズミの国に行くよりもお肉の世界を目の当たりにする方が感動と興奮を覚えてしまう。


お肉の世界にアトラクションはない。その代わりと言っては何だが、食べる人の気持ちを最高にハイにする肉がいる。矢澤ステーキ(内モモ)と!


サーロインステーキと!


そしてデミグラスソースのハンバーグ! 祭りじゃ、お祭りじゃ~い! 神輿を担ぐがごとく、弁当をかつぎたい気分になった(かつがないけど……)。


・セレブの恵比寿

味はいうまでもなく、ウマい! ミート矢澤の実力は、すでに多くの人の知るところだろう。店舗はどこも人気で、精肉卸の会社が運営するからこそ、ウマい肉を高い鮮度で提供できているのである。このお店も当然、質の良い肉を弁当に詰めている。


とくにミート矢澤の代名詞とも呼べるハンバーグは、多少時間が経過して冷めたとしても、美味しさに変わるところはない。半割にすると中から肉汁がジワリ。濃厚なデミグラスソースと絡めるとウマさは倍増。1片を口の放り込むだけで、どんな不機嫌な人だって笑顔になってしまいそうな旨さである。


ちなみに併設するブラックカウズは現在も改装中とのことだが、このお店でハンバーガーのテイクアウトも可能なので安心して欲しい。それにしても、1番人気が1万円の弁当とは。さすがセレブの街「恵比寿」と言わざるを得ないだろう。


・今回訪問した店舗の情報

店名 ミート矢澤 テイクアウト 恵比寿
住所 東京都渋谷区恵比寿西2-11-9 東光ホワイトビル1F
営業時間 10:00~21:00

Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
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