竹内涼真さん、竹内まりやさん、竹内結子さんなどなど、著名な竹内さんは多いが、大阪人にとって外すことができないのが竹内力さんである。一糸乱れぬリーゼントに鋭い眼光、『ミナミの帝王』はじめ、危ない役をやらせると右に出るものはいないVシネマの帝王だ。

そんな竹内力さんが紳士服を販売するイベントが伊勢丹で開催される。繰り返す。竹内力さんが伊勢丹で紳士服を販売するイベントだ。何を言っているか分からないと思うが、私(中澤)も分からない。そこで、伊勢丹に問い合わせてみた。

・リリース情報が届いた朝

ある爽やかな朝。出社してふとメールボックスを開くと、竹内力さんの所属する「RIKIプロジェクト」からメールが届いていた。

「関係各位殿

お世話になっております。この度、竹内力と三越伊勢丹グループがコラボレーションし、全国各地の三越伊勢丹グループ店にて、「力祭(りきまつり)」を開催する運びとなりました!」

──ちょっと何言ってるか分からないが、内容を理解するよりも前に、メールに添付された竹内力さんの画像が目に飛び込んでくる。眼光が画面を突き破りそうだ

・力祭とは

さて置き、『力祭』って何じゃい。気になったのでさらに読み進めてみたところ、竹内力さんプロデュースの焼酎「真政(しんせい)」など、本人が監修・セレクトを行ったグッズ計50種類以上を販売する伊勢丹とのコラボ企画のようだ。

竹内力さんと伊勢丹がコラボというだけですでにパンチ力がヤバイ。お腹いっぱいである。とは言え、ステージでのトークショーなども実施されるという予定を見ると、まあ、よくある芸能人の営業なのかもしれない。と、思いきや、下記の1文が引っかかった。


竹内力本人が来店し、接客も行う


……接客ってどういうこと!? 通常、伊勢丹で接客と言えば、販売員のようにお客さんを相手どる感じを想定してしまうが、なんと言っても竹内力さんである。

ひょっとしたら、ステージ上でトークすることの延長のような感じを接客と表現しているのかもしれない。この「接客」の意味がよく分からなかったため、イベントの皮切りとなるジェイアール京都伊勢丹に聞いてみたところ……


京都伊勢丹「イベントスペースが紳士コーナーの1角のちょっとしたものですので、販売員に混じって竹内力さんが接客をする感じになると思います。当日は、ご自身がプロデュースされた『パターンメイドスーツ(8万1000円から)』などのグッズを販売する予定です」


──待て待て1回落ち着こう。深呼吸深呼吸。竹内力さんが伊勢丹でイベントをします。グッズを売ります。ここまでは良いとして……


販売員に混じってスーツ売るの!?

もはや伊勢丹の店員と変わらんやないか。まさかのパターンすぎるだろ……。ちなみに、イベント日程については以下の通り。

京都駅ビル室町小路広場でのトークショー:7月13日13時から、16時からの各回40分
ジェイアール京都伊勢丹6階紳士コーナー店頭来店:7月14日・20日・21日
伊勢丹府中店の本人による店舗販売:8月10日、8月11日

──なお、京都伊勢丹によると、「トークショーのある13日も余裕があれば紳士コーナーに現れるかも?」とのことだった。知らないでスーツ買いに来た人ビックリしちゃうよ!!

ともかく、Vシネマの帝王からスーツを買うチャンス。ただし、取り立てられないように、ゼニはしっかり用意しとかなあかんでえ。

参照元:竹内力公式HP
執筆:中澤星児

▼こちらが竹内力さんがプロデュースした「パターンメイドスーツ(8万1000円から)」

▼色んな商品ありまっせー!