スパ! どうも先日公開した『日本人がマサイの戦士になるにはどうしたらいい?』の記事が、刺さる人には刺さりまくったみたいで、本気で「しょくぎょう:せんし」になることを考え始めた日本人もいるようだ。

よって今回、より具体的に、「荒野の3カ月サバイバル」のコツなどを伝授したい。というか、みんな勘違いしているフシもある。いや、オレが言葉足らずだったのかも。というのも、荒野の3カ月サバイバルは……


ひとりじゃない……!!


さびしいだろ。ひとりでアンボセリの荒野を3カ月なんて。そうだな、だいたい8人のグループで行くことが多いな。どうも1人で行くと思いこんでいる人が多いみたいだから、まずは「ひとりじゃないよ」と言っておきたい。

もっとも、最終ステップに「ライオンに勝つ」とあるだろう。熱心なマサイ通信読者ならびに、GO羽鳥のマサイがらみの記事を熟読している人ならお気づきだと思うが、オレたちが「ライオンと戦う」ってのは……


そもそも、ひとりじゃない……!!


タイマンでライオンと戦うなんて危険だろ。ちなみに4年ほど前、ゴー(羽鳥)が「ライオンの倒し方」って記事を書いていたが、そこでも「4人で戦う」って書いてある。トドメを刺した者が「勝者」となるのだ。


さて、お次は現地調達の「動物」だが、だいたいオレたちは「牛」か「ヤギ」を捕まえて食う。8人いたら、2頭のヤギを仕留めればおなかいっぱいになれるだろう。日本人なら鳥でもいいよ。味の好みもあるだろうし。


でもって水の調達だが、これは「川」や「湖」に行けばOKだ。寝る場所も、その近くにすることがほとんどだ。水がないと死ぬからな。3カ月間、自力で生き残ること。それが戦士になるための最低条件だからな。


そんなこんなで3カ月、荒野を徘徊しながら家に帰らない生活をする。その間に出会ったライオンに、運良く「勝った」者が戦士となる。史上最強のマサイウォーリア・サイトゥートゥさんなんて、vsライオンに3勝もしている猛者なんだぜ? さすがだよな〜。惚れるわ! では、オレセリ!!

Report:ルカ(マサイ族)
超訳:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.

▼戦士希望者は、この記事を絶対に読んでおこう

▼まちがいなく彼(砂子間)なら戦士になれる