どこぞの名探偵ではないが、見た目と中身が違うなんてことはよくある話だ。ある日のこと、喉がかわいた記者はなにか飲むものを買おうと、自動販売機に小銭を投入。そこでふと、違和感を覚えた。

よくよく見るとドリンク専用自販機にかかわらず、明らかに醤油ボトル風の『なんちゃってオレンジ』という商品が並んでいたのだ。「なんちゃって♪」と可愛く言ってもダメ。おそらくオレンジジュースなのだろうが、このビジュアルは全く信用できない。となれば、実際に飲んでみるしかない……!! 

・完全に関西のノリ

お気づきのように、完全に関西のノリなのだが、それもそのはず『なんちゃってオレンジ』は「チェリオ」という、大阪に本社を構える会社が生産している。近畿地方で暮らす人にとっては、馴染みある自販機ではなかろうか。

同社はいつも、ちょっと変わったドリンクを売っているイメージがあるが、過去にも『なんちゃってオレンジ』を販売したことがあるようだ。おそらく人気商品なのだろう。ちなみに、近畿エリアのほかは東海、沖縄の同社が管理するチェリオの自販機にて『なんちゃってオレンジ』を購入できるらしい。

・普通に美味しいオレンジジュース

「これ、味も醤油風味とかじゃないの?」と内心ビビりながら『なんちゃってオレンジ』をグラスに移す。すると、色が真っ黒……! てっきりパッケージが黒いだけで、中身はよくあるオレンジ色なのではと思っていた記者はビックリだ。

予想外ではあったが、仕方がないので意を決して飲んでみると普通に美味しいオレンジジュースでした。そこまでオレンジの主張が強くない、優しい舌触りだ。

・「楽しんでもらいたいと」いう思いから生まれたジュース

しかし、なぜこのようなジュースを作ったのだろうか。疑問しかなかったので、チェリオに問い合わせてみたところ、以下のような答えが返って来た。

「オレンジのイメージとはかけ離れた醤油風のパッケージと液色にしたことで、驚きや楽しさも同時に味わっていただけます。見た目と味のギャップをお楽しみいただきつつ、美味しさも感じていただけると幸いです」

さすが関西の会社。楽しませたいという思いが、あふれ出ている。その言葉通り、『なんちゃってオレンジ』を目にして驚かない人はいないだろう。自分で飲んで楽しむのも良し。友だちや家族に、プレゼントしてみても笑いが取れること間違いなしだぞ~。

参考リンク:チェリオ なんちゃってオレンジ
Report:K.Masami
Photo:Rocketnews24.
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▼醤油のような見た目をした「なんちゃってオレンジ」

▼醤油のようだが、醤油じゃないぞ

▼もちろん本物の醤油も飲んではダメだ

▼チェリオの自動販売機では100円で売っている

▼まさかの中身まで真っ黒! 

▼過去にも販売されていた『なんちゃってオレンジ』が復活してたようだ

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