今回紹介するのは、画像をイラスト風に加工できることで注目を集めたアプリ「Meitu」だ。実は、当サイトで過去に2度紹介したので、覚えている人もいるかもしれない。

このアプリのポイントは、こまめにバージョンアップを繰り返すこと。そして、新しい機能を積極的に実装していくことだ。つい最近でもバージョンアップ(8.5.70)を行い、『魔法写真』という機能を実装した。これを使えば、ワンタップで静止画に動きを加えられるのである!

・静止画に動きを加える

さっそく使い方をiOS版でお伝えしよう。まずはアプリを起動したら、画面上部左の「編集」をタップする。


すると、カメラロールが開くので、加工したい画像を選択する。


画像を読み込むと、下に編集の項目が表示されるので、その左端の「フロー」をタップする。これが今回紹介する、静止画に動きのあるエフェクトを加える機能だ。


・「スマート」加工

加工には「スマート」と「スワイプ」の2種類がある。スマートは、自動で動きのあるエフェクトをかけることができる。スワイプは手動で、動きを加える機能だ。


スマートのエフェクトは全13種あり、好きなものをタップすると画像に動きのあるノイズが加わったり、背景に青白い炎が立ち上ったり。

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服装とエフェクトがマッチしてる

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銀河を思わせれる宇宙空間が広がるなど、まるで有名アーティストのPVのような映像効果を演出することができる。


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こういうのカッコいい

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ただし、いくつか難点が。ワンタップで加工できるのがとても便利な反面、いくつかのエフェクトは処理に時間がかかったり、処理が完了しなかったりする。まだ発展途上の機能であることは否めない。

また、画像をサーバー側に送信して処理を行うので、Wi-Fi環境で使用することをオススメする。今後のバージョンアップで高速化することに期待したい。


・「スワイプ」加工

スワイプは、画像上の任意の場所に矢印(アニメ―トパス)を配置して、画像に流れるような動きを加える。過去に紹介したアプリ「Plotagragh」と同じ類の画像加工だ。


動きを止めたい場所には「静止線」を引く。輪郭がクッキリとした人物画像の場合は、静止線を手で引かなくても「ポートレート」をタップすると、一発で線を引くことができるぞ。


全体の動きのバランスを見ながら、矢印を引き、自分好みの動きをつけよう。


動きを速めたい場合は「速度」で調節。間違えた時は「消しゴム」で矢印や静止線を消去すれば良い。


先にも述べたが、この機能は処理に少々時間がかかる。機能には「スマート」と名前がついているものの、とてもスマートとは言い切れない部分があるのは否めない。まだ改良の余地があると思うので、引き続きバージョンアップを繰り返して、よりスマートなものになることを望む。

参照元:Meitu(iOSGooglePlay
Report:佐藤英典
Screenshot:iOS「Meitu」