押忍! 魁・アプリ塾1号生筆頭、佐藤英典です! 使えそうなアプリを実際に使用して検証するこの企画。今回紹介するのは、おそらくこの先、動画編集アプリを紹介する上で、避けては通れない優れモノだ。その動画編集アプリ、「Enlight Videoleap」である。このアプリの広告を、InstagramなどのSNSで見かけたという人も多いはず。私も広告を見たうちの1人だ。

このアプリ、定額課金制を導入しているのだが、実は無料でもかなり使える代物であることがわかった。機能制限があるとはいえ、無課金でも十分カッコイイ動画を作ることができる! これはかなりスゴイ! なお、本稿ではiOS版で使用方法を紹介したいと思う。

・無課金で十分

動画をスマホで編集する場合、多くのアプリが動画の長さを変えたり、2つの動画をつなげたり、あるいは、レイアウトする程度のものが主流だ。複雑な作業となると、やはりパソコンの力が必要だろう。そんな中、このアプリは画像の一部に動画を埋め込んだり、動画を動画に重ねたりといったことまで出来る。

早速その使い方を見て行こう。


まずはAppStoreでアプリをダウンロードする。インストールして起動すると、早々と定額利用の案内が表示されるが、まずは無料で使用感を確かめてから課金を検討するといい。


・豊富な無料素材

画面左上の「×」をタップして課金の案内を閉じれば、最初にメディアの追加を求められる。「+」をタップして、編集したい動画・画像を読み込もう。


「カメラロール」から自前のメディアを呼び出してもいいし、


「ストック」から無料のものを呼び出してもいい。ストックには有料の「gettyimages」(動画・画像)と、無料の「pixabay」(動画・画像)がある。そのほかにも、「Videoleap」の動画も利用可能だ。ストックを利用する場合は、まずは無料のものを選択するといいだろう。


・動画と静止画をブレンドする

さて、実際にこのアプリで具体的に何は出来るか? まず最初に試して欲しいのが、動画と静止画のブレンドだ。できれば、画像は背景を切り取り、被写体が人物ならモノクロにしておくといい。その方が動画をブレンドした時に見やすい上に、映えるからだ。人物画像で試す場合には、以前紹介した画像加工アプリ「Makaron」がオススメだ。


先に紹介したメディアの読み込みボタンから、先に静止画を読み込む。画面上に指定した画像が表示されたら、続けて画面下の「ミキサー」をタップ。


ブレンドしたい動画を選択して読み込むと、先の静止画の上にドン! と出現するはず。画像のどの位置にブレンドするか、サイズや位置の調整を行う。


今回は全面的に炎の動画をかぶせたいので、画面いっぱいに表示。そのうえで、下のブレンドをタップ。


ブレンドツールのなかの「オーバレイ」を選択すると、うまく下の画像とブレンドすることができた。そのほか、ブレンドには乗算・スクリーン・ハードライトなど10種の機能がある。好みのものを選択し、フェーダーでブレンドの加減を調節しよう。



・使えるエフェクトとグリッチ

このアプリの強みはミキサー機能によるブレンドだけではない。メディアを重ねなくても、「エフェクト」や「グリッチ」を使えば、何気ない動画が十分に見栄えするものに加工できる。

エフェクトは画面にレンズフレアなどの特殊効果を与え、グリッチはモザイクなど見せ方そのものに特殊な加工を施す。


エフェクトの「カレイド」を例にとると、カレイドに含まれる「グリッド」という機能を用いることで、画面が4分割になった。


フェーダーを右方向にスライドすれば、さらに細かく分割される。ちなみに、画面下右端にあるのはトリガーポイント。これタップすると、メディアにエフェクトがスタートするタイミングの目印をつけることができる。トリガーポイントとカレイドを組み合わせることで、段階的に画面分割を増やすことも可能だ。



・アニメーションやサウンドエフェクトも

このほか、レイヤー単位でフェードイン・フェードアウトなどのアニメーションの指定ができるほか、


無料で使用できる「サウンドエフェクト」も用意されている。


とてもじゃないが、本稿でその魅力のすべてを伝えきることができない。このアプリの最大の魅力のひとつ「マスク」についてはまた改めて紹介したいと思うが、最後に作成したデータの書き出しについてお伝えしておこう。


・データの書き出しは4K対応

データの書き出しをするには、画面上右端の半透明のアイコンをタップする。データの保存形式は「mov」ファイルだ。


書き出しの際は、解像度とフレーム / 秒を選択できる。解像度は360p~4Kの範囲。フレーム / 秒は、24~60の範囲。1020pでさえ有料で提供する動画編集アプリが多いなかで、4Kまで無料に対応しているとは! ちなみ、書き出し中はアプリを終了、またはスマホをロックしないように要注意。


次回は、Enlight Videoleapのマスク機能についてお伝えしたいと思う。それまでアプリの機能を予習しておいてくれよな!

参照元:AppStore「Enlight Videoleap
Report:佐藤英典
Screenshot:iOS「Enlight Videoleap」