みんな大好きポテトチップス。カルビーやコイケヤは鉄板として、それらに並ぶ人気を誇るのが山芳製菓の「わさビーフ」である。ビーフの旨みにツンと来るわさびの辛み。誰もが認める唯一無二のロングセラー商品だ。

さて、そんな「わさビーフ」が、なぜかファミレスチェーン・ガストに登場したというのでお伝えしたい。と言っても、ポテチとしてではなく、なぜかポテトフライになって発売された模様である。気になって注文してみたところ、これがマジで「わさビーフ」なんで驚いてしまった!

・新たなコラボ商品

2019年5月16日より、ガスト全店にて発売が始まった『わさビーフポテトフライ(税抜399円)』。正真正銘、ガストと山芳製菓とのコラボ商品である。双方の公式Twitterのやりとりから生まれた企画らしいので、とりあえず「いいぞ、もっとやれ」と言っておくことにしよう。

テイクアウトもできるようだが、せっかくなら揚げたてを食べたいので店内で召し上がることにします。さあ、いよいよ届けられたポテトはというと……お、おう。なんつーかこれ、いつもの『山盛りポテトフライ』じゃね?

・パウダーに注目

思ったよりも「わさビーフ」感がなくて肩透かしを食らったような気分だが、よく見るとポテトに謎のパウダーがかかっている。あと、ケチャップの代わりに わさびとマヨネーズが付いてきたぞ。まあそれくらいかな、変わったことと言えば。


ところが。


実はこの謎のパウダーこそが、すべてのカギを握る特殊アイテムだったのである。さあさあ、ダマされたと思って食べてごらんなさいって。まずは わさびマヨを付けずにそのまま食べてみてちょ。するとあなたは、きっとこう思うはず。


マ、マジかよ……!


完全に「わさビーフ」だコレ……!!

・秘密は〇〇にあり

そう、私(あひるねこ)も実際に食べてみたが、誇張なしにガチで「わさビーフ」そのものなのだ。パリッという音がしないのが不思議なくらい、フルスロットルで「わさビーフ」なのである。まさに完全に一致。いや、これもう本人だろ。

それもそのはず。実はこのポテトにかかっているのは、山芳製菓からもたらされたマジモンの「わさビーフ」パウダーなのだ! さすがコラボ商品。口に入れた瞬間に広がるビーフの旨みも、鼻にツンと来るわさびの風味も、すべて我々が慣れ親しんだ本物の味だったんだな。

・混乱も

しかしそうなると、いよいよ自分が何を食べているのか分からなくなってくる。もうポテチにしか見えんがな……。あ、おい! 「わさビーフ」食べた手でプレステのコントローラー触るなよ!! 箸で食え箸で! と、少年の頃を思い出しながら私は、途中からポテトを箸で食べていた。

個人的には、わさびマヨは付けない方が「わさビーフ」本来の味を楽しめるように思う。もちろん付けてもウマいけどね。商品はなくなり次第終了とのことなので、気になる人は早めにチェックしてくれ。今夜のビールのお供にもいいかもしれないぞ。

Report:あひるねこ
Photo:RocketNews24.

▼わさびとマヨネーズに……

▼付けても当然ウマし!

▼マジで「わさビーフ」そのものだったぞ。

▼現在ガストでは、『ガストバーガー』が7年ぶりに復活中だ!