吉野家の牛丼がめっちゃ食いたい……! 私、あひるねこは定期的にそういう気分になるのだが、皆さんはどうだろうか? 一度そうなってしまうと、もう並盛では到底足りぬ。もっと……もっと……牛肉の海におぼれた~~~~~い!

そんなニーズに応えてか、吉野家は本日2019年3月7日、「超特盛」なる新たなサイズの販売を開始した。なんとこれ、肉の量が大盛の2倍もあるというのだ。すげーーーーッ! ところが、さっそく食べに行こうとする私に、当編集部の佐藤が声をかけてきたではないか。

・吉牛に新サイズ

今回、新たに仲間に加わった「超特盛(税込780円)」と「小盛(税込360円)」。牛丼に新サイズが登場するのは、1991年の「特盛」以来28年ぶりのことなんだとか。一刻も早く吉野家に駆け付けたいところだが……ここで厄介なおっさんに捕まってしまった。


「あひるねこ、吉野家か? ちょうど俺も行こうと思ってたんだ。あの『超特盛』は、俺のようなビッグな男にこそふさわしいからな。そうだ、お前も一緒に来い。ついでに田代も来るといい。俺の生き様、いや食い様を特別に見せてやろう。早く俺くらいの一流になって、俺を楽させてくれよな」

こうして、なぜか男3人で吉野家に向かうことになった我々。さっそく注文をしようとすると……。

「まあ待て。お前たちに注文はまだ早い。ここはレジェンドたる俺に任せんかい」


そう言うと佐藤は、「小盛」「並盛」「超特盛」を一つずつ注文。それらを一列に並べ始めた。

「見ろ。こうすることで、『超特盛』のリアルなサイズ感が読者に伝わるんや。劇的にデカイってわけではないが、肉のぎっしり感が『並盛』とは比較にならないことが分かるな。さすが『大盛』の2倍やで」

・肉の量がスゴイ

なるほど、ご飯の量自体は「大盛」「特盛」と変わらないものの、たしかに肉のボリューム感がハンパではない。箸で持ち上げると、ずっしりとした肉の重さが伝わってくるではないか。ご飯がかなり下の方にあるような印象だ。さすがパイセン、勉強になります!

「うむ。俺の一挙一動、そのすべてが教科書だと思えよ。本来なら受講料を取るべきなのだろうが、一流の男はそんなケチくさいことは言わん。さあ、みんなで牛丼を食べるとしよう」

あれ……? でも「超特盛」は一つしかないですよ? みんなで「超特盛」を食べるんじゃないですか?

「やれやれ、お前は何も分かっていないな……。さっきも言っただろ! 『超特盛』は、俺のようなビッグな男にこそふさわしいんだろうが!! だからこの『超特盛』は、俺が一人で食べるんだよ~~~~~ん」

・大満足

「すげえ! 食っても食っても肉が全然減らねえ!!」と、満面の笑顔で『超特盛』をむさぼる佐藤。約3年ぶりとなる大食い奥義「佐藤トルネード」まで炸裂させるなど、終始ゴキゲンなのであった。ちなみにこの間、田代が一言も発していなかったということはしっかり記述しておきたい。

佐藤によると、780円でこの満足感はかなりのものだという。牛丼を思いっきり食べたい時には最適だろう。言うまでもないが、佐藤のようなビッグな男じゃなくても注文は可能だ。記事内における佐藤の発言はすべて忘れた上で、各自存分に楽しんでほしい。

参考リンク:吉野家
Report:あひるねこ
Photo:RocketNews24.

▼「俺の生き様、いや食い様を特別に見せてやろう」

▼28年ぶりの新サイズだ。

▼左から「小盛」「並盛」「超特盛」。

▼これが「超特盛」だ!

▼肉が多いので、ご飯がかなり下の方にあるような印象。

▼「みんなで食うで~」

▼「田代はまだ俺ほどの一流じゃないからな。これでも食っとけ」

▼こちらは「小盛」。

▼「並盛」の約4分の3のボリュームで、ご飯は茶碗一杯分の量。

▼約3年ぶりの奥義「佐藤トルネードォォォォォオオオオオオオオオオオ!」

▼でも全ッ然減ってねぇぇぇぇええええええええええ!

▼「俺のようなビッグな男にピッタリやな」