大阪王将と言ったら餃子である。店舗で食べるものがウマいのはもちろん、冷凍食品でもフタなしで「羽根つき餃子」を作ることだってできるのだから、そりゃそうだ。水と油がいらない餃子は最近だと珍しくないが、フタなし調理は革命とも言える。

料理の素人でも作れる楽さと安さ、そしてウマさを知って以来、記者はちょいちょいリピートしているのだが、またしても冷食コーナーで気になる大阪王将の商品を発見した。なんと「小籠包」がレンチンだけで作れるというのだ!

・袋のままレンチン

大阪王将の「小籠包」は203円で6個入りなので、1個あたり30円ちょいといったところ。パッケージに「袋のままチン!!するだけ」と書かれており、そのままレンジに入れるだけで完成らしい。なんでも、ふくらむけど蒸気吹出口から自然と蒸気が抜けるようになっているそうな。

小籠包を袋レンチンしちゃっていいのかなと不安が募るが、そのまま放り込んで無事に完成。袋を破って中身を取り出すと、ふわっと中華の匂いが広がった。1個1個の大きさこそ一口サイズで小さめだが、蒸したりせずレンチンだけで出来上がるのはヒジョーに良い。

・中身ギッシリ肉汁ジュワッ

あとは味が良かったら合格点。中身の量が気になったのでナイフで切ってみたら……おぉ! 想像以上と言ったら失礼かもだが、ジューシーな餡がギッシリ詰まっているではないか。皮もモチモチで、味の方もショウガがいい感じにスパイスとなっていた。

もはや店舗で食べているかのようにウマい……とまでは正直言えないが、冷食なら許容範囲でボーダーラインを大きく突破しているのは確か。さらに、小籠包からドバッとアツアツの肉汁が飛び出してくるからたまらない。その証拠に入っていた容器にも肉汁が残っており、これぞ小籠包といった感じだった。

・片付けまで楽チンだった

しかも、食べ終わったら容器をそのまま捨てられるので、最初から最後まで楽チン。1人暮らし、少人数、家族、どのシチュエーションでも対応できる冷凍食品と言える。どうしても家で中華が食べたい時、お酒のお供としても重宝するだろう。これはリピあり。片付けが楽な分、個人的には餃子よりも小籠包をリピしてしまいそうだ。

参考リンク:大阪王将「小籠包」
Report:冷凍食品研究家・レンチン原田
Photo:RocketNews24.
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