アーッ、17時になっちまった……!! たびたび私は17時を過ぎてしまったことを悔やんでいる。決して「おともだちと公園で遊ぶのは17時まで」と母に言われているから名残惜しいのではなく、松屋に行きそびれただけである。

なぜ17時なのかというと、私の大好きなメニューが「店舗限定」&「ランチ時間限定(11時〜17時)」という限定づくしの商品だからだ。そう簡単には食べさせてくれない高嶺の花、それが松屋の「ビーフカレー」である。

「松屋のカレーが超ウマイ」ってことは、おそらく世界中の人々が知っている常識であろう。もはや私の中で、松屋はカレー屋である。たまに牛丼や定食も食べたりするが、私の中で基本となるのはカレーである。松屋=カレーなのだ。

もちろん、そんな松屋カレーの最高峰が、忘れた頃に期間限定でやってくる『ごろごろ煮込みチキンカレー』であることは言うまでもない。『ごろごろ煮込みチキンカレー』が食べられる期間は、毎日松屋も辞さない構えだ。

それはさておき、今回私が言いたいのは、「ランチ限定のビーフカレーも、ごろごろ煮込みチキンカレーに匹敵するほどウマイ」ということ。チキンカレーのパワーが10だとしたら、8か9には迫るイキオイだ。仮にチキンカレーが宮本武蔵ならば、ビーフカレーは佐々木小次郎といった感じか。

松屋に足しげく通っているものの、ビーフカレーは未経験という人がいたら、もしかしたら「そんなのカレギュウでイイじゃん(笑)」と言うかもしれない。「ビーフとカレーならカレギュウと一緒だろ(笑)」と。


ふっ……


違うのだ……!!


ぜんぜんっ……!


天と地ほど違うのだっ……!!


まずベースとなるのは、ピリリと辛い松屋のカレー。はっきり言って、これだけもウマイのだが、その中に……

牛丼に使われている牛肉と同じであろう、薄〜い肉が、見事にカレーのルーと “調和” するように入っているのである。カレギュウの肉をカレールーにドボンしてかき混ぜても、絶対にこの “調和感” は出ないと思う。

それでいて、この薄〜い牛肉が、とろけるように柔らかい。タマネギもジュンワリと柔らかいが、それに匹敵するくらいに牛肉もまた柔らかい。なんというか、「肉を飲む」といった感じである。かぁ〜っ、しあわせ〜(*^_^*)

ちなみに、現時点(2019年2月21日時点)での取扱店舗は573店舗。茨城県で数店舗、埼玉県と千葉県と神奈川県はそこそこ、圧倒的に多いのは東京都で、あとは愛知県と大阪府で数店舗……といった感じである。もしも食べられるチャンスがあれば、ぜひとも試していただきたい。17時までに!!

参考リンク:松屋「ビーフカレー」
Report:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.

▼そろそろ復活するのでは? と期待している