「これをやるなら、わさびよ、わさび。わさび入れたらもっとウマくなるから。あと好みによるけど、ネギと天かすもレジの前にあるから、それを入れてもいいかも。わさびもネギも天かすも無料だからね」


──いきなり結論を書いてしまったが、そういうことらしい。私が『鮭明太茶漬け』を試すべく丸亀製麺の店舗に向かったところ、親切なスタッフが上のように教えてくれたのである。

・鮭明太茶漬けとは?

そもそも、「丸亀製麺の鮭明太茶漬けって何?」と気になっている人は多いに違いない。同店のメニューには記載されていないから、そのように感じるのは当然といえば当然だろう。

これは裏メニュー……と言えば大げさだが、丸亀製麺にある商品を使って自分で作るアレンジメニュー。用意するものは、以下の通り。


【鮭明太茶漬けに必要なもの】

・鮭おむすび(140円)
・明太子(70円)
・かけだし(無料)


このうち、鮭おむすびは店頭に並んでいることが多いので、存在を知っている人も多いだろう。明太子とかけだしに関しては、「そんなのあった?」という感じかもしれないが、明太子は丸亀製麺のホームページにも載っており、70円でトッピング可能。

そして、実は丸亀製麺では「かけだし」を無料でもらえる。詳しくは、過去の記事「丸亀製麺で「天つゆ」がもらえるって知ってた?」を参考にしてみてくれ。


・公式Twitterで知った

ちなみに、私が鮭明太茶漬けを知るきっかけになったのは、丸亀製麺の公式Twitter アカウントによるツイート。


「今日は、鮭のおむすびとトッピングの明太子を注文し、無料のかけだしをかけた「#鮭明太子茶漬け」を食べました。シンプルですが味は抜群においしいです」


味は抜群においしいです……


抜群においしいです……


抜群においし……


……


……


……


すげー気になる!!!!


・お店へ

というわけで、私はその日のうちにお店へ向かった。お店に入るなり、自分のスマホにそのツイートを表示させ、店員さんに見せながら「これを食べたいです」と言ったところ……冒頭の発言と相成った次第。もちろん、店員さんのアドバイス通りに試してみたぞ。

ここで改めて、公式Twitter と店員さんのアドバイスにより完成した『鮭明太茶漬け・改』に必要なものを記載しておこう。


【鮭明太茶漬け・改に必要なもの】

・鮭おむすび(140円)
・明太子(70円)
・かけだし(無料)
わさび(無料)
青ネギ(無料 ※好みに応じて)
天かす(無料 ※好みに応じて)


──想像がつくかもしれないが、わさびがあることで味が締まるのだ。青ネギや天かすは「お好みで」とのことだったので、私は青ネギだけを入れたが、ちょいコッテリ目にしたければ天かすもアリだろう。

ちなみに、この『鮭明太茶漬け・改』は、私の中の「今まで丸亀製麺で食べた中で美味かったものTOP5」にランクインしている。1位が期間限定で発売されていた「あさりうどん」、2位がこれまた期間限定の「鴨ねぎうどん」、3位がド定番の「釜揚げうどん」で、4位が「カレーうどん」。そして5位が、『鮭明太茶漬け・改』である。

当然ながら、丸亀製麺はうどんチェーンなので、TOP5の多くがうどんになってしまうのだが、『鮭明太茶漬け・改』はサブメニューとしては最高傑作……だと個人的には思う。気になる人は試してみてくれ。なお、必要なお金はトータルで210円(税込)だ。

参考リンク:Twitter @UdonMarugame、丸亀製麺「トッピングメニュー」
Report:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.

▼丸亀製麺による『鮭明太茶漬け』のツイート。これをそのまま試すと……

▼こうなる。やり方は、かけだしの中におむすびを沈め、明太子をトッピングするだけ

▼ここにわさび等を加えたら……

▼『鮭明太茶漬け・改』の完成だ

▼見た目が美しいから、崩すのがもったいない……!

▼ちなみに、丸亀製麺にはデラックス天丼もあるぞ!