あたりまえの事ではあるが、おもしろいドラマは脚本がおもしろい場合がほとんどだ。「古畑任三郎」も「あまちゃん」も「24」も、秀逸な脚本がドラマを支えている。もちろん演者の力もあるが、つまらない脚本では演者さんの良さも発揮されないだろう。

それはさておき、いまTwitterで猛烈に拡散している漫画『制服ぬすまれた子の話』をご存じだろうか? 内容については後述するが、そのクオリティは秀逸の一言。すぐにでもドラマの脚本になりそうなほど完成し切っている。

・引き込まれるストーリー

『制服ぬすまれた子の話』を公開したのは、漫画家の衿沢世衣子(@knutknut)先生だ。衿沢先生が2019年2月に自身のTwitterで投稿した『制服ぬすまれた子の話』は大々的に拡散され、2月19日現在4万2000リツイート以上を記録している。

さて、物語は漫画のタイトル通り「制服を盗まれた女子高生」の登場から始まる。“制服を盗まれた” というワードだけを聞くと「いじめをテーマにしてるのかな?」なんて思うが、ストーリーは主人公の女性刑事の登場で思いもよらぬ方向に進んで行く。

先述のように、作品はキャラクター設定もリアリティも秀逸でしかない。女性刑事もののドラマであれば、すぐにでも1話分の脚本になりそうだ。果たして制服を盗んだのは誰なのか? 女性刑事の過去との関連とは? 気になる詳細はぜひご自身の目でご確認いただきたい。








なお、『制服ぬすまれた子の話』も含む読み切り作品5作を含むコミック「制服ぬすまれた子の話」も絶賛発売中だ。この作品をきっかけに衿沢先生の漫画に興味を持った人は、ぜひチェックしてみてはいかがだろうか?

参照元:Twitter@knutknutErilogAmazon「制服ぬすまれた子の話」
イラスト:衿沢世衣子 , used with permission.
執筆:P.K.サンジュン

▼続きは以下でどうぞ。