2019年は例年にも増してディズニーの勢いがすごそうだ。特に実写版映画は3作が公開を控えており、2月には「メリー・ポピンズ リターンズ」が、3月には「ダンボ」が、そして6月には「アラジン」がお披露目する予定である。

メリー・ポピンズとダンボはともかくとして、アラジンの実写化とは一体……? 主人公のアラジンもジャスミン姫も実写化で問題ないが、魔法のランプの精 “ジーニー” の実写化はどうなるのか予想できない。超人気ハリウッド俳優「ウィル・スミス」がジーニーの役らしいが、果たして──。

・ディズニー史上屈指の名作

「アラジン」といえば、言わずと知れたディズニー映画のメガヒット作品である。物語の面白さもさることながら、「A Whole New World」を始めとする音楽も素晴らしく、ディズニー第2次黄金期をけん引した “伝説的アニメ映画” と言っていいだろう。


登場するキャラクターも個性的で「アラジン」「ジャスミン」の他、敵役の「ジャファー」も「魔法のじゅうたん」も「アブー(猿)」も「イアーゴ(オウム)」も、実にいい味を出している。だがしかし、最もキャラが立っているのは魔法の精『ジーニー』ではなかろうか?

おしゃべりでユーモアセンス抜群、陽気でジョークが大好きなジーニーこそ “アラジンの要” であり、逆に言うと「最も実写化が不安なキャラクター」でもある。先述のように、ウィル・スミスがジーニーを演じるというが、どんなビジュアルになるのか少々不安だ。


そして──


先日公開された──


実写版「アラジン」のポスターを見てみると──


うむ、ウィル・スミスである。


ジーニー役と知っているからジーニーに見えなくもないが、普通に見たらどう考えてもウィル・スミスでしかない。特徴的なヒゲと髪型はジニーに寄せているが、それ以外はウィルであり、スミス……。つまり、ウィル・スミスそのものだ。

とはいえ、ジーニーの陽気な性格を再現するには、ウィル・スミスが適役なのだろう。マシンガントークに乗せてジョークを連発するジーニーとウィル・スミスは被るものがある。ビジュアルの衝撃度を、何とか持ち前の演技力でカバーして欲しいところだ。


とにもかくにも、ちょっと衝撃的過ぎて言葉を失ってしまったウィル・スミスのジーニー。映画「アラジン」は2019年6月7日公開予定だ。

参照元:Instagram@disneyaladdin映画アラジン公式サイト
執筆:P.K.サンジュン
Photo:(C)2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

▼うむ、ウィル・スミスだ。

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