冬真っ只中の日本列島。地域によっては雪で足場が悪くなるこの時期は、「防寒靴」が1足あると便利である。しかし、使う時期が限られるので高価な物はちょっと……という人も多いことだろう。

そんな中、作業服専門店「ワークマン」の高コスパな防寒靴が売れまくっているらしい。当然、北海道在住の筆者が気にならない訳がない。さっそく最寄りのワークマンで商品をGETしてきたので、実際に使ってみた感想をお伝えしたい。

・税込2900円の防寒ブーツを購入

今回購入したのは、ワークマンのプライベートブランド「フィールドコア」から発売されている『BB662 防寒ブーツ ラークス 2018年モデル(税込2900円)』だ。筆者が訪れた店舗では、最後の1足しか残っていなかった。

ワークマンによると『BB662 防寒ブーツ ラークス 2018年モデル』のポイントは、高い保温性を持つ裏フリースや湾曲しやすいゴムソール。さらにはデニムなどのアメカジスタイルにもよく合うデザインとのこと。

確かに内側がフリース素材になってい暖かそうだ。それでいてモコモコし過ぎていないところがまたイイ感じである。そしてアメカジスタイルに合うといえば……

アメリカ発のアウトドアブランド「L.L.Bean」の超ロングセラー商品『ビーンブーツ』に似ているではないか。なるほど、これはアメカジスタイルにも合いそうだ。


・税込1900円の防寒ブーツ「ケベック」が特に人気

ちなみにワークマンでは『BB582 防寒ブーツ ケベック 2018年モデル(税込1900円)』という商品が特に人気のようで、店頭・オンラインストア共に全サイズ・全色がいち早く完売となったらしい。


・雪に染まった公園で使用感をチェック

さて、靴の使用感を確かめるためにやってきたのは北海道内の公園である。この白い雪に染まった公園をひたすら歩いて、フィット感や防寒性をチェックしたい。


まずは雪が深めのところをザクザク歩いてみたら……おっ! 



ブーツ全体が柔らかく足にフィットしてメチャ歩きやすいぞ!!



さらに歩き続けること数十分……足の冷えやつま先の濡れ具合を確認すると、時間が経つにつれて少し冷たくはなったものの、普通の長靴やレザーブーツよりは格段に暖かく、つま先が濡れるようなこともなかった。


また、ちょっとした雪山を登ってみたが……



グリップ性能も全く問題なし! その後、コンビニやスーパーなどに立ち寄って平らな床の上も歩いてみたが、底部分のギザギザが効いているためか滑ることはなかったぞ。

さすが作業服専門店が作った防寒靴。前述の通り、モデルによっては売り切れているが、それも納得の値段と履き心地だった。作業に特化していると思いきや、高コスパで実用性が抜群な商品も置いてあるなんて驚いた。

なお、オンラインストアで在庫を確認してみたところ、今回購入した『ラークス』はサイズや色によってはまだ在庫があった(2019年1月17日時点)。気になる方は早めの購入がオススメだ。

参考リンク:ワークマン オンラインストア「防寒靴」、Instagram @llbean
Report:K.ナガハシ
Photo:Rocketnews24.