犯人は誰だ? 週刊誌やネットで過熱するアイドルグループ・NGT48の山口真帆さん暴行騒動。昨年12月にファンの男性が山口さんの自宅を襲撃した事件である。逮捕されたファン2人は、その後、不起訴になり釈放されているが、NHKが報じると瞬く間にネットで話題に。
メンバーの関与などもささやかれており、劇場支配人も退任した本件。週刊誌やネットでは、真犯人探しが始まっている。そんな中、中高生向け通信教育で知られるZ会が声明を発表した。一体なぜ?
・お知らせを掲載
Z会がHPにそんなお知らせを出したのは2019年1月14日。内容は以下の通りだ。
「このほど、一部の報道において「Z会」の名称が語られておりますが、株式会社Z会をはじめとするZ会グループ各社とは一切関係ございませんので、お知らせ申し上げます。」
──この一部報道とは、山口真帆さん暴行騒動のこと。1月12日に週刊文春が山口真帆さんの犯人グループについて、Z氏率いる “アイドルハンター軍団” の一員であり、周囲からは「Z会」と呼ばれていると報じている。
記事を読めば関係ないことは一目瞭然ではあるのだが、ネタなのか本気なのか、Z会のTwitterアカウントには「Z会はアイドルハンターをやめろ!」というリプライが寄せられている。また、以下のようなリプライも見受けられた。
「週刊文春がNGT48の事件で犯罪者集団のことをZ会と称しています。私の子供や知り合いでもZ会を利用している子は多いのですが、自分の子供が犯罪者集団のように呼ばれているようで不快です。悲しい」
──前述のお知らせはこういった声に配慮してのものなのかもしれない。とんでもない風評被害である。
ついに無関係の会社がお知らせを出さなければならなくなった本件。軌道がズレ始めているようにも感じるが、今後どういった顛末をたどるのか? 関係者の身の安全が確保されていることを願う。