歳はとりたくない! 2019年も切実にそう願っている佐藤です。まさか自分が40歳を超えて、今年で6年目を迎える日が来ると思わなかった。もうアラフォー(40代)をすぎてアラフィフ(50代)に足がかかっている。いつになったら老化が止まるのか? そう思いつつ、老化に拍車がかかる今日この頃である。

さて、豊洲市場の初競りでマグロが史上最高値を記録したのだとか。3億円を超える価格のマグロを、遅ればせながら食してみたいと思ったのだが、落札した寿司チェーンの名前が全然思い出せない。「すしざ」まではわかるのに、その先を思い出せないまま、結局「すしざ○○い」に行ってしまった……。

・ハンパな思い出し方

歳をとると本当に名前という名前が一切覚えられない。思い出すにしても、非常に中途半端な思い出し方をするから困る。たとえば、当編集部のメンバー「あひるねこ」の名前を例にすると、「あひ」まではわかるのに、その後が出て来ず、「あひなんとか」というしかなくなってしまう。

今回の「すしざ」もそのあとが何か出て来ないのである。困った、マグロ食いたいのに……。仕方がないので、あてもなく新宿・歌舞伎町を歩いていると、偶然発見した! すしざ!


お店の名前に「つきじ」ってあるから、ここで間違いないだろ! ヨッシ! マグロ食うべ!!


・マグロ推しの店

昼過ぎに入店すると、意外とお店は空いている。テーブル席に1組いるだけでカウンターはガラガラ。どこに座っても良いというので、贅沢に4人掛けのテーブルに座らせてもらった。メニューを見ると、ほら見ろ! マグロ激推しじゃないか。


「豊洲市場」とか「初競り」とか、そういう言葉は記されていないけど、とりあえずマグロ食えるからいいか! 注文したのは、店前のメニュー看板にあった数量限定(30食)の「美味まぐろ尽くし 1080円」である。手巻を入れて10貫分もマグロ食えるなんて、最高やないの!


・コスパ高し

注文からほどなくして、寿司がきたよ!


サラダと味噌汁がついて1080円。これはかなりお得な気がする。ちなみに品ぞろえは、赤身2貫・中トロ2貫・びんとろ・づけまぐろ・ねぎとろ(軍艦)・とろたく(手巻)・炙りとろに、大トロとなっている。



・お得感、アリ!

正直な感想として、激ウマか? と問われたら、激ウマとは言い難い。なにしろ私は昨年、あのホテルニューオークラの「久兵衛」で寿司を食っちまった。激ウマとは久兵衛クラスのお店で使う言葉だと思うので、激ウマとは言い難い。だが、1080円でお得感はかなりある。1.5倍くらいの値段でも納得の味と量だ。


とくに大トロは、お好みで注文する場合、1貫398円とある。その値段にふさわしい味を、1080円で堪能できたと思うと、かなり得した気分である。


・そうだ、名前はコレだ

マグロを十分に堪能して店を出た。改めて店を振り返り看板を見てようやく名前を思い出したぞ!


そうだそうだ、お笑い芸人のなんとかさんがマネしてたのを思い出した。両手を広げて、すしざむらい! ってやってたわ!!


あ~、思い出せてよかった。こういうの思い出せんと、結構モヤモヤするやん! 答えがわかってよかったよ。また行こう、すしざむらい。

・今回訪問した店舗の情報

店名 すしざむらい 歌舞伎町輝ビル総本店
住所 東京都新宿区歌舞伎町1-15-3
営業時間 24時間

Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

日本、〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町1丁目15−3