いよいよ今年9月にラグビーW杯が日本で開催される。北は北海道から南は九州まで。試合会場、あるいはキャンプ地として世界中のラグビーファンを迎えることになる。今から「おもてなし」を計画している自治体はあるだろうが、おもしろ動画がネットで拡散されまくった大分県別府市は早くも動き始めていた。

そう、温泉でシンクロする「シンフロ」、遊園地と温泉を一体化したアミューズメント施設「湯~園地」の公約動画に続き、ラグビーW杯にまつわる動画「NO SIDE – BEPPU CITY」を公開したのだ。風呂とラグビーを融合しちゃった!

・風呂とラグビーを融合

女性が電話をかけるも、一向につながらないシーンから動画はスタート。彼氏らしき青年は温泉でくつろいでおり、ようやく脱衣所でスマホを見て着信に気づく。……と冒頭だけ見たらなんてことない内容ではあるが、本番はそれからだ。

というのも、焦った男性がなぜか湯桶を持って腰にタオルを巻いただけのほぼ丸腰状態で街に飛び出すと、壮大なドラマが繰り広げられることになる。なにせ、通りすがりの人たちが青年の湯桶を奪おうと必死に襲いかかってくる。

・湯桶がラグビーボール

青年は1人をかわしたところで捕まってしまうのだが、ストーリーは逆に加速。突如として別の男性(タオル1枚)が現れると、湯桶は誰かしらの手によって前へ進められていく。自分を犠牲に味方へつないで……って、これはラグビー!!

そして湯桶をラグビーボールに見立てたまま、ほぼ丸腰の男たちが競技場にたどり着くとまさかの光景が! ラグビーと温泉をこよなく愛する市民が「マイ湯桶」を持って参加したというフィナーレは、ぜひ動画で確認してほしい。

・ルール説明もあり

世界最強軍団のニュージーランドをはじめ、オーストラリア、ウェールズの強豪チームを市内で迎える予定の別府市。今回の超大作を見れば、世界中のラグビーファンも温泉に入らずにはいられないだろう。なお、動画内ではラグビーのルールも解説してくれている。難しいと言われがちだが、湯桶で見ると意外とスンナリ入ってくるかも!

参照元:YouTube
執筆:原田たかし

▼ルール説明もためになるぞ!

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▼ルールが難しいと言われがちなラガーマンあるある