え……本当に? 福袋を買うために、上島珈琲店に足を踏み入れた筆者は、思わずそうつぶやいた。なぜなら、年明けを待たずして一部の福袋がすでに完売になっていたからだ。

ヨドバシでも、スタバでも、無印の福缶でもない、上島珈琲店の福袋が? 2015年から途切れることなく、上島珈琲店の福袋を購入してきた筆者は「売り切れないだろう」と高をくくって、予約すら入れていなかったのだ。

自分の浅はかさを悔やみながら、店頭に残っていた4000円の福袋を買い求めて、フラフラと退店。「上島珈琲店の福袋ってそんなに人気あったけ?(失礼)」と首を傾げながら、家で福袋を開けてみたら……う〜ん、売り切れも納得だった!

・『上島珈琲店』の福袋(4000円)の中身

コーヒー粉(スペシャルブレンド 200g)
ドリップパック(12g・8種)
ステンレス タンブラー
バッグ黒(タイベックバック)
ドリンクチケット 5枚 

以上!

・3000円タイプが人気?

筆者が購入したのは、4000円タイプ『HAPPY BAG B 「一杯珈琲セット」』。他に3000円と1万円のタイプも用意されていたが、筆者が訪ねた店舗では、「3000円タイプ」が売り切れとなっていた。

実を言うと、筆者も「3000円」を狙っていた。公式サイトによると「3000円」「4000円」ともにドリンクチケットの枚数は同じ5枚。対象ドリンク、使用可能な店舗、有効期限などが定められているが、チケットを使えば、だいたい2000円ほどのドリンクが飲める。

またコーヒーの総量も「3000円」の方が多く(3000円:コーヒー粉・2種 計400g vs 4000円:コーヒー粉・1種、ドリップパック・8種 計296g)、ついてくるタンブラーも「3000円」のものは濃いブルーで綺麗。ああ、「3000円」のほうがやっぱりお得……なんて思っていたが、よくよく見れば「4000円」だって、負けていなかった!

・飲み比べてみたい「ドリップパック」

「4000円」のみに入っている、一杯ずつの飲みきりドリップパック(12g・8種)が、なかなか良いのだ。コロンビア、ブラジル、グアテマラ、エチオピアが、それぞれ「浅煎り・深煎り」となって計8種類。パッケージには、それぞれの味の特徴が説明されている。例えば同じエチオピアでも、深煎りは「完熟したフルーツのような甘味」、浅煎りは「華やかでフルーティーな味わい」となっている。

筆者はコーヒーに疎いので、このような情報はとっても興味深い! 「よっしゃ、飲み比べてみっか!」なんてポンと膝の一つでも打って、いそいそとコーヒーを入れに立ちたくなるものだ。おまけにデザインもシャレていて、初春にぴったりの華やかさ。誰かにプレゼントしても喜ばれるはずだ。

・来年の福袋も楽しみ!

冒頭にも書いたが、筆者は、上島珈琲店の福袋を2015年から購入し続けている。ワクワク不足な気がした2015年、ちょっとレベルアップした2016年、フェルト生地のバッグが可愛らしい2017年、「他のカフェの福袋では見つけられなさそうな物」が入っていた2018年
……そして2019年。最も「買って良かったな〜」という気分になった。

コーヒーのパッケージを見ているだけで「早く飲んでみたい!」という気分になった。バックは、使うほどに味が出る超軽量素材タイベックで何だか嬉しい。去年の福袋に入っていた「他のカフェの福袋では見つけられなさそうな物」も最初は面白かったけれど、その後、あまり使っていないので、今回は大人しめのタンブラーで少しだけホッとした。

さあ、来年の上島珈琲店の福袋はどう進化するのか!? 今から楽しみにしつつ、自分も負けずに成長しなければと思うのだった。

参考サイト:上島珈琲店 コーヒー関連商品
Report:小千谷サチ
Photo:Rocketnews24

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