二度見……いや、三度見した。スーパーの冷凍食品コーナーを物色していたら、大阪王将の冷凍餃子パッケージに恐るべきフレーズが書いてあったのだ。油いらず水いらずフタいらず──。

焼いて作る羽根つき餃子なのに、最初は何を言ってるのかと思った。でも……これがマジのマジ。フタなしでパリパリの羽根つき餃子ができてしまった……ということで、今回検証してみた冷凍食品は大阪王将の餃子である。これ、ホントにスゴい!

・フタなしで調理可能

199円で購入した大阪王将の冷凍餃子は、袋を開けたら餃子12個と秘伝のたれが2袋入っていた。パッと見はどこにでもあるような冷凍餃子で、特別なことをする必要も仕掛けもなさそうだ。


これホントにフタいらないの? ちょっと心配になって、袋をもう一度確認するも……



やはりフタいらず!



フタなんていらんのや!


有名な「味の素の冷凍餃子」しかり、油と水がいらない商品はよく見るもフタ不要は珍しい……ていうか、他に見たことない。そこで大阪王将のHPを覗いたら、蒸し工程を省いて独自の乳化技術で油の飛び跳ねをおさえることに成功したらしい。どーりで!

・マジで油が飛び跳ねない

ここまできたら論より証拠。油が跳ねるのはやっぱり怖いが、大阪王将を信じてフタをせずに餃子を作ってみた。フライパンに餃子を並べて中火でファイヤーすると……!

白い液体がジュワワッ〜と広がって羽根を作っていくのだが、マジで油が跳ねない!! その間、私がしたことと言えばただ待つだけ。中火で7分と説明欄に書いてあったので、我が家のアレクサさんにタイマーをセットしてもらうだけだった。たったそれだけなのに、出来上がりはなんと……!


圧倒的っ……


圧倒的羽根つき餃子……!!


別角度から見ても……



とても野郎が作ったとは思えない!


しかも、餃子のたれまでついているのがマンモス嬉P……!! 俺、餃子屋作れるんじゃね……って錯覚さえするようで、奇跡の目撃者になった気分だった。

・大阪王将の本気

羽根はちゃんとパリパリになっているし、皮はもっちり。味の方は、大阪らしく濃いめに仕上げられているように感じた。12個をペロリと食べてしまい、大阪王将の本気をしかと受け取った。

まさかフライパン1つで羽根つき餃子を作れる時代が来たとは……料理の素人が作って本格的になるのだから、個人的には三大発明に加えてもいいくらい衝撃を受けた。てっぺんとったんでぇ──大阪王将のそんな声が聞こえるような気がする餃子は、餃子好きなら一度体験してみるべし!

参照元:大阪王将 公式通販本店
Report:冷凍食品研究家・レンチン原田
Photo:RocketNews24.
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