2018年10月20日、オールブラックスことニュージーランド代表が千葉県浦安市にある「アークス浦安パーク」でラグビー教室を開いた。ニュージーランド航空は1998年から公式パートナーを務めていて、その関係で教室の開催が実現した。

オールブラックスといえば、チームスポーツ界で最高勝率を誇る世界最強軍団。江東ラグビークラブの生徒たちにとって、まさに夢のような時間となった。

・生のオールブラックスに生徒たちは感動

どんな天気でもラグビー日和ではあるが、この日の浦安市は快晴で過ごしやすい陽気に包まれた。オールブラックスからはボーデン・バレット、ヴァエア・フィフィタ、ネイサン・ハリス、アントン・レイナート・ブラウン、テトイロア・タフリオランギの5選手が参加。江東ラグビークラブは、小学生高学年と中学生の生徒がラグビー教室に参加した。

ウェルカム&サプライズのハカで出迎えた生徒たちは、はじめこそ間近で見るオールブラックスに緊張気味。しかし、一緒にプレーすると徐々に打ち解けて笑顔で交流した。

・超一流の技術に驚きの声

選手たちは実演を交えながらパススキルなど、自由自在のハンドリングを生徒たちに披露。また、タッチフットではともに楕円球を追いかけた。時折見せる意表をつくプレーには周囲からも歓声が上がり、生のオールブラックスに驚きを隠せていなかった。

選手たちは「自分を信じて頑張ってください」などと生徒たちにメッセージを送り、最後に記念撮影をして教室は終了。世界最高の選手と言われるボーデン・バレットをはじめ、トップレベルの選手と同じ時間を過ごしたことは、生徒たちにとって一生忘れられない思い出になるし、これからのラグビー人生の励みにもなることだろう。

1日また1日と日本で開催されるラグビーW杯が近づいてきている。あと300回ほど寝たら世界最強を決める戦いが始まる──そう考えたらワクワクドキドキが止まらない。

Report:原田たかし
Photo:RocketNews24.