なんとなくダイソーのパンツコーナーをパトロールしていたところ、あることに気がついた。ボクサーブリーフ(ボクサーパンツ)の価格が100円……だけでなく、200円、さらには250円のモノまで陳列(チンレツ)されていたのである。

これは気になる……。ものすごく気になる。だって仮に、100円のパンツが1900円の高級パンツだったとしたら、200円のは3800円、250円のは……4750円! そう考えると、2倍、2.5倍の差はデカいと見た!! ということで、はき比べてみた〜!

・100円「ボクサーブリーフM」

まずは100円の前閉じタイプ「ボクサーブリーフM」から。パッケージには「ROSSO BIANCO(ロッソビアンコ)」と書いてある。ブランド名なのかよくわからないが、テキサスブロンコ(テキサスの荒馬)みたいでカッコイイ。

それはどうでもいいとして、材質はポリエステル95%のポリウレタン5%。カタチは、いわゆるフツーのボクサーブリーフであり、股間のコックピット的な部分の膨らみは「小」な感じ。ちょっとキツそうではあるが、はいてみたところ……


キツいなぁ〜。


Mサイズなのに、けっこうキツい。特に股間部分はペッチャンコ的な押し付け感があり、前にかがむとツーケー(尻)が出そうになるくらいのローライズ。いちおう使えるが、快適とは言い難い。しかし100円にしては、よくやってる方である。


・250円「ボクサートランクス」

続いては最高級品、250円の「ボクサートランクス」を紹介したい。200円をすっ飛ばしたということは、200円ので何かがあるということだ。それはさておき……普通。めっちゃ普通でマトモ……というか、なんなら、おしゃカッコイイ。

材質はポリエステル65%、コットン30%、ポリウレタン5%で、先出の100円パンツよりは、はきごこちがグッドである。しかし、唯一の難点は……



やたらモッコリ見えてしまうこと……。


デザイン的な問題なのか、それともボーダー柄による目の錯覚なのか、股間部分の東京ドームが、やたらデカく見えるのだ。なんだか少し、はずかP……。

しかしながら、ガバッっと前屈してもツーケーは出ないし、丈もフォルムも悪くない。強いて言うなら、100円のときと同じく、やはり「締めつけ感が強い」のは気になるが、250円にしては良質なパンツと言えるだろう。ウン、合格。


・200円「フィットボクサーパンツ」

トリを飾るのは200円の「フィットボクサーパンツ」だ。ちなみにパッケージ裏には「メンズ」や「男性用アンダーウェア」と書いてあり、正真正銘、間違いなく男性用のパンツである。しかし……


いざ着用してみると……


えっ……!?


なに……?


なにこれ大変!!


股上深すぎ!


でも悲しいことに……


はき心地は、一番良い!!

……と、まさかまさかの結末になってしまったのである。

ちなみに材質はナイロン92%のポリウレタン8%。ビヨ〜ンと伸びて包み込むような、とても優しい肌触りが本当の本当に心地よい。股上が深すぎるのも、逆に「腹巻き兼用」と考えれば、おなかを冷やすこともなく眠れそうだ。プライベートでは絶対に使いたくないが、寝間着にするなら最高かも!?

Report:100均評論家・GO羽鳥
Photo:RocketNews24.


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