少年マンガと言えば『ドラゴンボール』を避けては通れない。連載終了から23年が経つにもかかわらず、いまだに世界中で夢を与え続けている本作。アメリカ「NFL」の屈強なアメフト選手たちも、悟空を目指した少年の1人だったのかもしれない

2018年10月1日に「クリーブランド・ブラウンズ」の公式アカウントがある選手のタッチダウン後のパフォーマンスをSNSに投稿した。2人の選手が細かいステップで近づいたと思ったら……フュージョンしたァァァアアア

・見覚えのある動き

このパフォーマンスが行われたのは10月1日の「オークランド・レイダース」との試合である。49ヤードのパスを成功させ、タッチダウンしたダレン・フェルズ選手に喜びを分かち合うために走り寄るチームメイト。

そのまま抱きつくかと思いきや、一定の距離を保ちながら特徴的な細かいステップを始める2人。左右対称な動きにはなんだか見覚えがあるような……と、その時2人が左右対称にピンと腕を伸ばした! これはまさか……


フュージョンだァァァアアア!! アメリカ「NFL」の選手がフュージョンしたァァァアアア!

作中で登場する合体技である「フュージョン」。間抜けな振り付けのこの技は、基本的にカッコ良いドラゴンボールの技の中ではかなり異色である

しかしながら、最強の戦士たちが嫌々間抜けな振り付けをするのが、子供心に妙にツボってクラスで真似が流行ったりしたものだ。ネットではこのパフォーマンスに以下のような声があがっている。

・ネットの声

「素晴らしい」
「今年一のタッチダウンパフォーマンス」
「このオタクたちに祝福を」
「最高」
「クールだと認めざるを得ない」
「最高のチーム」
「イエェェェエエエ」
「FUUUUUU-SIONNN……HAAAAAAAAAAAAAAA」
「アニメファンとして幸せな気分になった」
「ドラゴンボールは永遠」

──熱・狂。「FUSION DANCE」と紹介されたツイートには、海外アニメファンからも多くのコメントが寄せられている。『ドラゴンボール』偉大だなあ。

なお、試合は「クリーブランド・ブラウンズ」が負けてしまったようだが、ユニークなチームや選手に対する称賛も多い。得たものは、ひょっとしたら一試合の勝利より大きかったかも? 頑張れクリーブランド・ブラウンズ!

参照元:Instagram @clevelandbrowns
執筆:中澤星児
[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]

▼NFLの公式Twitterでもバッチリ捉えられている

[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]