かの有名な皇帝・ナポレオンはこう言ったという。「我が牡蠣に不可能の文字はない」と──。さらにかつての人気ドラマでは「同情するなら牡蠣をくれ」なんてセリフが流行った気がするし、福沢諭吉先生も「天は牡蠣の上に牡蠣を作らず」なんて言ったとか、言わないとか。

まあ、言っていないのだが、とにかく牡蠣って最高だよな! かつて70個の牡蠣を一気食いした私、P.K.サンジュンの大好物はもちろん牡蠣!! 秋って牡蠣のために訪れるんでしょ? そんな牡蠣大好きっ子が今回は「てんや」に足を運んできたのでご報告するぞ。

・てんや最高

みなさんは「てんや」がお好きだろうか? あたり前すぎて忘れがちだが、てんやって本当に優秀な飲食チェーン店だと思いません? 確かに天丼ってどこで食べても基本ウマいけど、店によってはビックリするほど高いところもあるから、かつては決して “手軽なグルメ” ではなかった。

だが、てんやの出現以来、「安くてウマい天丼」がいつでも食べられるようになっちゃったんだから、てんやには頭が上がらない。そういう意味で「てんや」は、日本に「静かなる天丼革命」を起こしたと言っても過言ではないだろう。

・秋限定の牡蠣

そんなてんやの秋の新メニューが、2018年9月27日から発売されている「かき上天丼」だ。その名の通り牡蠣が入った天丼なのだが、残念なことに牡蠣が1つしか入っていないというではないか。かき天丼なのに牡蠣1つ……! これは俺が「本気のかき天丼」を見せてやるしかあるまい。

牡蠣大好きっ子が考える「本気のかき天丼」とは、ズバリ「牡蠣が山積みにされた天丼」のことである。というわけで、てんやで白米と、とりあえず牡蠣の天ぷらを30個オーダー。これを盛り付けていき、万が一足りなければさらに注文する算段だ。

・牡蠣の天ぷらを盛り付けまくる

そしてやってきた牡蠣の天ぷらたち……。ぷっくり大粒な牡蠣は見るからにウマそうだが、はやる気持ちを抑え粛々と盛り付けていく。

そして限界まで盛り付け、たっぷりのタレをかけると……!


ウッハーーーー!


牡蠣マウンテン\(^o^)/

個数にすると牡蠣は23個がライドオン! 牡蠣の価格は1個180円だから、4140円分の牡蠣が山積みにされたことになる。高いとか安いとかは関係ない、これぞ探し求めた「本気のかき天丼」だ。

さっそく食べてみると……てんやの牡蠣ウンマァァアアアアアア! お世辞抜きでンマァァァアアアアア!! とにかく1つ1つ粒が大きく、外はサクッと、中はふっくらとした揚げ加減が最高だ。もちろん牡蠣の旨味もギュッと詰まっており、無限に食えそうな気配しかしない。

──結局は20個しか食べられなかったことはさておき、持ち帰って冷めた牡蠣の天ぷらでさえ超ウマかったことは記述しておきたい。そしてまた「本気のかき天丼」にお腹も心も満たされたことは言うまでもないだろう。

・お腹も心も満たされた

というわけで、てんやなら4000円ちょいあれば「本気のかき天丼」が食べられるから、牡蠣好きの方はぜひ覚えておいて欲しい。もちろん1個だけ追加しても最高にウマいから、シーズン中に1度くらいは食べてみてくれよな!

参考リンク:天丼てんや
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
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▼1粒1粒がデカい。

▼牡蠣を10個以上食べてようやくご飯が見えた。

▼マジで最高。今シーズン中にもう1回やりたいくらいウマかった。

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