昭和を代表するお菓子がまた姿を消す──。2018年9月28日、森永製菓は国内の生産拠点の再編に伴い「森永チョコフレーク」の生産を終了すると発表した。誰もが知る人気菓子だけに、ネット上には悲しみの声が広がっている。

・生産終了する人気菓子たち

2017年には明治のカールが縮小販売となり、ピックアップも生産を終了。その他「ポルテ」や「ポポロン」も、懐かしいところだと「梅ジャム」や「カルミン」もここ数年のうちに生産を終了してしまっている。

これも世の流れ……。「確かに最近は購入していない」という人も多いだろうから、致し方ないことなのかもしれない。ただ、それとは別にノスタルジックな感情が湧きだすこともまた人間の性(さが)といえよう。

森永チョコフレークは1967年9月から販売開始。森永を代表する人気菓子の1つで、かつては荻野目洋子さんや坂井真紀さん、さらにはウッチャンナンチャンもCMに登場していた。子供からするとややお高い菓子であったものの、その分 口にできるときの喜びもまた格別であった。

・ネットの声

「個人的にはカールよりショック」
「コーンとそんなに甘くないチョコが絶妙なのに」
「冷やして食べると最高だった」
「温かいと手がベタベタになるのもいい思い出」
「食べにくいのが最大の敗因。容器を改良すればいいのに」
「確かに最近は見かけなかったもんなぁ」
「しばらく買ってなかったけど、買います」
「日清シスコ派の俺はセーフ」
「好きな商品は買わなきゃね。自分も買います」

なお、生産終了の時期については工場が閉鎖する「2019年12月」としている。つまり、あと1年数カ月は継続生産される見込みなので、森永チョコフレークに思い入れがある人はぜひそれまでに購入してみてはいかがだろうか?

参照元:森永製菓森永製菓「国内における生産拠点の再編について」(PDF)
執筆:P.K.サンジュン

▼現在公開されている、森永チョコフレークの特別動画。なんか……悲しい。