2018年8月31日金曜日、今日は平成最後の夏の「プレミアムフライデー」だ。政府と経済界が個人消費を喚起するために儲けたキャンペーンで、月末最終金曜日は15時に帰ろうという取り組みである。

実際に帰ることができる人は限られており、とても浸透しているとは思えない。この取り組みについて、芸能界のご意見番デヴィ夫人が「本当に必要なものなのでしょうか?」と、ブロマガ・メルマガで持論を展開している。内容を読むと……たしかに!

・限られた人だけ

大企業や公務員でない限り、月末の週末に早く帰るのはなかなか難しい。業務によっては、月末締めで時間に追われていたりして、15時に仕事を切り上げることなど到底できないだろう。

そんなプレミアムフライデーに関して、デヴィ夫人は自身のブロマガおよびメルマガで次のように指摘し、必要性を問うている。


「『うちの会社は関係ない』、『そんなに早く帰れるわけがない』、『外食するほどお金に余裕がない』などの声を聞きます。そうなんです!! 根本的に庶民の側に立って考えた事案ではないのです。

政府を批判するつもりはないのですが、そこに重きを置く前に解決すべき問題は別にあるのではないでしょうか。労働時間や労働環境の問題、 賃金等の問題、 あげればキリがない日本の労働問題。それを棚に上げて、「月末金曜は早く帰りましょう、お金を使って経済を回しましょう!」なんて間違っていると思いませんか?」(デヴィ夫人ブロマガより)


・シャイニングマンデーもあるのか……

なお、夫人は最後に「シャイニングマンデー」について触れているのだが、プレミアムフライデーが煮え切らないまま本当にシャイニングマンデーが導入されたら……。何もかもグダグダになってしまいそうで本当に怖い……

参照元:デヴィ夫人ブロマガ「アメブロでは言えない話
執筆:佐藤英典
イラスト:マミヤ狂四郎

▼ぬり絵もあるぞ!