2018年8月9日発売の週刊新潮が人気お笑いコンビ・爆笑問題「太田光」さんの “裏口入学疑惑” を報じた。デイリー新潮によれば太田さんは父のツテで日本大学芸術学部(日芸)に裏口入学し、その対価として800万円が支払われたという。

週刊新潮の更なる情報公開、そして太田さんの反論が待たれるところだが、今回は太田さんと同じ日芸出身者に話を聞いたところ、驚きの証言が飛び出したのでご報告したい。

・日芸出身者が証言

今回話を聞かせてくれたのは日芸放送学部出身の30代女性、Aさんだ。太田さんと同じ日芸出身ではあるが年齢は20歳以上も離れているから、時代背景などは多少違うことを考慮してご覧いただければ幸いだ。それでは以下でAさんと記者のやり取りをご覧いただこう。


──爆笑問題の太田さんに裏口入学報道がありましたが、同じ日芸出身者として率直にどう思われましたか?

「うーん、正直に言うとあまり驚きませんでしたね」

──それはなぜ?

「太田さんがどうかはわからないんですが、私が在学中、少なくとも2件は “裏口入学” について聞いていましたから。なので、そういうルートもあるのかとボンヤリ思っていたので」

──それは想定外でした。詳しく聞かせていただけますか?

「はい。1人は女の子なんですが、そのコが通っていた高校の校長先生と日芸の偉い人が地元の知り合いで、口を利いてもらったと言っていました。あっけらかんと話していたので当時はとても驚きましたね」

──なるほど。口利きにはお金が発生するんですか?

「ちょっとそこまではわからないですね。なんか “関わっちゃいけないオーラ” が出ていたので深くは聞けませんでした」

──ふむふむ。もう1人の方はどういった経緯だったんですか?

「正確に言うと、そのコは入学できてないんですよ。私の高校の部活の顧問が “俺は日芸の偉い人と仲がいいから口利きできる” と言ってたんです。その顧問に口利きを頼んだ女の子がいたんですね」

──ほうほう。

「そのコは二次試験までは顧問の力で合格できたけど、そこから先は実力を求められて結果不合格でした。口利きまでしてもらって落ちることもあるのかーと話題になりましたね」

──なるほど。でも日芸はよく言えば “おおらかな学風” というイメージがありますね。

「そうかもしれませんね。日芸は “一芸がないと入れないって言われてますから。だからといって、 “一芸がなさそうな子” が裏口とはもちろん限らないのですが、私の知っている2人は自分で公言していたので、周りは “裏口入学があるんだな” と気が付いてたと思いますよ」

──なるほど。

「なのでもし太田さんが裏口入学していて、その件を周囲に話しているとしたら、当時の同級生に聞けばすぐにわかると思います」


というわけで、Aさんによれば日芸には「なんとなく裏口入学を感じるような雰囲気」があったという。先述のように太田さんの時代はわからないが、Aさんが在学中は上記のようなエピソードがあったとのことである。

一般的に大手週刊誌は “奥の手” を用意したうえでセンセーショナルなスクープを報じるという。つまり週刊新潮には相当な自信があるのだろう。もちろん太田さんサイドだって黙っていないハズだ。太田さんの妻で所属事務所の社長、太田光代さんは自身のTwitterで「刑事と民事、両方で週刊新潮を訴える」としている。

参照元:デイリー新潮
執筆:P.K.サンジュン
イラスト:マミヤ狂四郎

▼こちらは太田光代さんのツイート。