夏になると様々な店で登場するうなぎ料理。ある日、ガストの前を通りかかったところ、今更ながら『うな丼』が販売されていることに気がついた。

以前の記事でチェーン店のうなぎを食べ比べていたこともあり、気になってしょうがなくなった筆者は後日、ふたたびガストに足を運んだ。さて、ガストのうな丼はどんな仕上がりなのか……いざ実食DA!

・他のチェーン店に比べて高価

ガストの『うな丼』は期間・数量限定の商品。価格は単品で税込1133円となっている。なお、販売期間を問い合わせてみたところ、8月の前半まで在庫が持つかどうかという状況とのことだ。

参考までに、以前の記事で食べ比べた4社との価格を比較してみると……

【他のチェーン店との比較】

・吉野家『鰻重 一枚盛』750円 (669kca)
・すき家『うな丼 並盛』790円 (679kcal)
・なか卯『うな重』850円 (693kcal)
・ほっともっと『うな重』790円 (711kcal)
・ガスト『うな丼』1133円 (749kcal)

ガストのうな丼が明らかに高価だが、これは味への自信の表れだろうか。期待は高まるばかりである。ちなみに、うなぎの産地は他社と同じく中国産とのことだ。

・激ウマだった

店内の席に座り『うな丼 味噌汁・漬物セット(税込1241円)』を注文。待つこと10分ほどで料理が到着した。大きめの丼にはうなぎの切り身が、ひと切れ+3分の1ほど盛られている。ボリューム感は可もなく不可もなくといったところだ。

それより何より気になるのは味だ。さっそくうなぎに箸を入れてみると、おっ! フワッとしていてメチャメチャ柔らかい!! こいつはかなり良い感じに仕上がっている気がするぞ。ひとくち食べてみたところ……



うめぇぇぇえええええーーーーー!



しっかり脂がのっていながら臭みやクドさはなく、口に入れた瞬間トロッと溶けるような舌触りが感じられた。また、うなぎ自体の味付けはやや濃いめだが、ご飯とのバランスでみるとちょうど良い。

筆者の個人的な感想としては、他の4社と比べるとガストの味が圧倒的勝利! なお、日を改めてテイクアウトも味わってみたが、店内で食べた時と比べて時間が経っている分フワトロ感は劣るものの、やはり他の4社に比べて、食感、味ともに明らかに優れているように感じた。

値は張るものの、正直言ってガストのうな丼は期待を大きく上回る出来だった。前述の通り、期間・数量限定なので、気になる方は早めに食べに行くことをオススメしたい。

参考リンク:ガスト「うな丼」
Report:K.ナガハシ
Photo:Rocketnews24.

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