昨日6月19日に行われたワールドカップ・ロシア大会の日本VSコロンビア戦。恐らく、試合を見ていた多くの日本人が「大迫半端ないって!」と叫んでいたかと思うが、もしかしたら海の向こうでテレビを見ていた外国人も「Ohsako, hampanai」と言っていた……のかもしれない。

というのも、海外メディアが大迫選手を「hampani」という言葉を使って紹介しているからだ。まさか、「半端ない」が海を越えていたとは!

・大迫選手の紹介欄が…

英メディア『The Guardian』は、ワールドカップの特設ページを開設しており、そこで各国の選手を紹介している。もちろん、日本代表の選手も掲載されているのだが、その中で大迫選手の紹介欄を見ると……


「His performances are often described as hampanai – a Japanese expression meaning “awesome” or “incredible”」


出た! 半端ない、出た!!

 

──そう、大迫選手は海外メディアから「彼のパフォーマンスはよく “半端ない” と言われるで。これは英語で言うところの “awesome” とか “incredible” といった意味でやんす」的な感じで紹介されているのである。


・ロッカール―ムで生まれた「半端ない」が世界へ!?

ちなみに、大迫選手を紹介する際によく使われる「半端ない」だが、元々は高校サッカー選手権のロッカールームで生まれた言葉。大迫選手を擁(よう)する鹿児島城西高と対戦した滝川第二高のキャプテンが試合後に……


「大迫半端ないって! あいつ半端ないって! 後ろ向きのボールめっちゃトラップするもん。そんなん出来ひんやん普通」


──と、悔しさを滲ませながら発したところ、それがネットで拡散され、今や大迫選手の代名詞的なフレーズになったのだが……。今後もしかしたら「半端ない」は、「もったいない」と同じように海外でも知られる日本語となるかも!?

とにかく、そうなるほど大迫選手が今大会で活躍し、世界中に「半端なさ」を見せつけることを期待したい。頑張れ、大迫選手! 「hampanai」が世界共通語になるほど点を取りまくってくれ!!

参照元:The Guardian(英語)
執筆:和才雄一郎
イラスト:RocketNews24.