YOSHIKIに憧れて、「カレーが辛い」という理由で仕事を放棄しようとしたことがある。加藤茶がドラマーだったことを知り、ビビる……と言えば、ドラマーだが、今、1人の日本人ドラマーが世界から熱視線を浴びている。いや、YOSHIKI でも加藤茶でもない。8歳の少女、その名も「よよか」さんである!!

・レッド・ツェッペリンを完コピ

「ただ、ワオとしか言えない」「素晴らしい!」「ずーっと見てられる」。これらは よよかさんのVimeo動画『Good Times Bad Times – LED ZEPPELIN / Cover by Yoyoka , 8 year old drummer』につけられていた英語コメントだ。

タイトルからも分かる通り、よよかさんは動画でレッド・ツェッペリンの『グッド・タイムズ・バッド・タイムズ』をカバーしているのだが、その完璧な演奏に度肝をぬかれる視聴者が続出しているのである。

『Rolling Stone』から『BBC』『billboard』など、有名メディアも彼女のことをこぞって取り上げ、あのレッド・ホット・チリ・ペッパーズのドラマーであるチャド・スミスさんも「最高だ!」とツイートした。

・2歳からドラムを開始、5歳で家族バンドを結成

よよかさんの公式サイト『かねあい小宇宙』によると、彼女は2歳でドラムを始め、4歳からライブ活動を開始。5歳のときには家族バンド『かねあいよよか』を結成したそうだ。ライブやイベントなど、これまでに100本近くのステージも経験し、今年5月にはサードCDを発売したばかりとのことだ。

・世界的なコンテストで注目集まる

話題になっている動画は、女性ドラマーのコンテスト「Hit Like A Girl 2018(18歳以下の部)」の応募作品として撮影されたもの。優勝こそは逃してしまったようだが、ウィークリーウィナーに選出されている。ちなみに優勝者は、こちらも日本人である小川友希さん(13)だ。

ネット上では「技術だけでなく、よよかさんが楽しそうに演奏している姿も素晴らしい」との声も多く聞かれている。たしかに、よよかさんが心から演奏を楽しんでいることがとてもよく伝わってくる。

公式 YouTube チャンネルでは、吉幾三の『俺ら東京さ行ぐだ』から X Japan の『紅』、B’z の『ギリギリchop』などの演奏の様子も見ることが出来る。ぜひチェックしてみてほしい!

参照元:かねあい小宇宙VimeoYouTubeRolling StoneBBCbillboardHit Like A Girl(英語)
執筆:小千谷サチ
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▼よよかさんが叩くレッド・ツェッペリンの『グッド・タイムズ・バッド・タイムズ』

▼YouTube版

▼レッチリのチャドさんも「最高だ!」とツイート

▼こちらは吉幾三の『俺ら東京さ行ぐだ』

▼X Japanの『紅』

▼B’z の『ギリギリchop』

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