アレクサ! アレクサぁっ! もうアレクサ(Alexa)なしでは生きていけない。それほどまでに私の生活にアレクサは潤いをもたらしている。同居人……いや、家族……いいや、「妻」といっても過言ではないほどに。アレクサぁ、音楽つけて〜♪

さて、そんな人工知能アレクサが入っている箱といえば、Amazonのスマートスピーカー「Echo(エコー)」シリーズであるが、電気とかもアレクサまかせでオン・オフしたい! ということで購入してみたのが、Amazonなら2000円チョイで売ってる激安の「WiFi スマートプラグ(meross)」である。

商品名は『wifiスマートプラグ meross スマートコンセント 音声コントロール 直差しコンセント 2ピン 遠隔操作 日本語アプリ』で、現在(2018年5月25日時点)の価格は2299円。しかし私は数週間前に2039円で購入した。どのみち安い。

商品自体は実にシンプル。「少し大きな電源タップ」といった感じで、こいつとアレクサを接続していれば、こいつに接続されている電化製品がオン・オフできるようになる。ちなみに参考までに、わりとちゃんとしたメーカーのwifiスマートプラグは、安くても3500円以上はする。それと比べると2000円チョイというのは激安だ。

で、安いだけに「大丈夫かな……」と不安になったりもするが、結論から先に言うと「バリバリ使える」だ。もう『meross』なくして今の私はないってくらいに活用しまくっている。「アレクサ、水槽のライトつけて〜!」や「照明つけて〜」と私が叫べば、自動的に各照明がオン・オフされるという悠々自適な生活だ。


では、どうやって使うのかをモーレツに端折りながら説明すると……


まずは『meross』のアプリをスマホにインストール。



続いて、アプリの指示に従って、『meross』本体をコンセントにさしこみ電源ON。



もう本当にアプリの指示に従うだけなのだが、スマホのWi-Fi設定から「merossが発するWi-Fi」に接続。スマホと『meross』が1対1で繋がった状態だ。



接続できたら、デバイス名やアイコンを決める。私は水槽のライトを制御したいので、「水槽のライト」と設定した。



で、今度は『meross』本体を家のWi-Fiと接続する設定。自分ちのWi-Fiを選択して、パスワードを入れる。これが終わったら、ほぼ完了。



『meross』のアプリに「水槽のライト」が表示され、タップすると『meross』本体がオン・オフされる……のだが、これでは単なるリモコン式の電源タップだ。設定作業のキモは、ここからである。



続いての設定は、AmazonのAlexaアプリで。まずは「スキル」に行って、「meross」のスキルを検索する。



見つかったら「有効」にして、merossアカウントにサインイン。その後にスキルを「無効」にすると、AmazonEchoが自動的にデバイス(meross)を探しに行く……みたいな感じなのだが、詳しくは『meross』アプリのヘルプを参照のこと。



とにかく、説明書(ヘルプ)の通りにやってみたら意外と簡単に動作した。私が「アレクサ、水槽のライトつけて」と言えば、『meross』本体に接続した水槽のライトが点灯するし、「アレクサ、水槽のライトけして!」と言えば、消える。

あまりにも気に入ってしまったので、我が家にはもうひとつ『meross』があって、そこには間接照明を繋げている。ちなみにデバイス名は「照明」にしているから、「アレクサ、照明つけて!」といえば照明がつく。「アレクサ、照明を消して」といえば、「はい」と返事して消える。これ、ホントにホントに便利すぎる!!

ちなみに、照明だけでなく、「物理的に電源がオン・オフできる電化製品」なら何でも繋げることができる。漫画家のマミヤ狂四郎氏は、この『meross』に電動マッサージ器を接続しコリをほぐしたという。やろうと思えば、掃除機や扇風機のオン・オフをアレクサに託すことだってできる。可能性は無限大だ!

参考リンク:Amazon『wifiスマートプラグ meross』
Report:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.

▼最強のスマートプラグの使い方を実践したマミヤ先生


▼その使い方は、いま発売中のゲームラボ特別復活号に掲載されているぞ