日本でも9店舗展開されている、オシャレな北欧家具が安価で購入できるIKEAは大人気! とはいえ、その手頃な価格は自分で家具を組み立てなければならないからで、これが意外と難しいのである。

そこで、そんな組み立てが困難なIKEAの家具を、ドラッグをキメながら組み立てたらど~なるの!?」というコンセプトで『Hikea』なるムービーが2016年に製作されたのだが、あまりにも内容がブっ飛びすぎているので紹介したいと思う。

・ドラッグをキメながらIKEAの家具を組み立てたらどうなる!?

まずこちらの動画、Amazonプライムでも視聴可能だが、実はYouTubeでも同じ作品が視聴可能。次に動画のタイトル『Hikea』だが、ドラッグで “ハイ” になって “IKEA” の家具を組み立てるという、2つの行動を組み合わせた言葉である。

そんなヤバそうな動画の第1話に登場するのは、ジャンカルロ&ニコールさんというカップルだ。

二人がキメるドラッグはLSDで、組み立てるのは引き出しが10個もあるチェスト。IKEAの家具を何度も組み立てたことがある筆者の経験から言うと、ネジもパーツも多いし、これだけのチェストを組み立てるとなるとシラフでも結構大変である。

ジャンカルロさんはLSDを何度も経験したことがあるが、ニコールさんは初体験。さて2人はハイになった状態で、複雑な家具を組み立てることが出来るのだろうか!?

・作業が始まる前から雲行きが怪しい……

しっかりとLSDの効き目が出るまで待ってから作業に取り掛かったカップルは、意味不明な大笑いを繰り返して超~ヘロヘロ状態……。ちゃんと作業が続けられるのか、すでに雲行きが怪しい感じである。

なんだか訳が分かっていないようなジャンカルロさんが、カタツムリのようなスローペースで板1枚にダボやネジを穴に入れ終わったものの、説明書を見て「さっきのがステップ1だ……」と呆然。それでもヘラヘラと笑いながら「まだ、あんなに箱があるぞ~」と、“もう笑うしかない” といった様子なのだ。

・完成とは程遠い状態でギブアップ

なんとか組み立てを続けるも、ふと外を眺めだして「どの感情も中性化されているようだ。ただそこに……」と支離滅裂なことを言い出して作業が中断。

そんなこんなで、どうにか引き出し部分を3つほど完成させるも、再び説明書を見たジャンカルロさんが放心状態に。「あそこにある箱3つの中身を組み立てたら、こんなチェストになるんだってよ。マジでデカいチェストじゃん……」と言いながら途方に暮れている。

ニコールさんも「絶対にムリ~! もうヤメた」とお手上げとなり、ジャンカルロさんも「悪いね」とスタッフに謝り作業を放棄! 結局、組み立てに3時間53分かけたものの、完成とは程遠い状態でギブアップとなってしまった。

・第2話も散々な結果に……

そして第2話ではキースさんという男性が、マジックマッシュルームをキメて家具の組み立てにチャレンジ! ところが5時間37分もの時間をかけたのに、12にもおよぶ組み立て段階をスっ飛ばして、かなり安定性が悪い机を仕上げて終わっている。

それにしても、こんな番組のコンセプトが成立してしまうとは、まず日本では考えられないだけにビックリである。ちなみに、スタッフに「なんでIKEAなの!?」と尋ねて「Hikeaだから」との返事を貰ったキースさんが、ハイの状態で爆笑が止まらなくなってしまったことを付け加えておきたい。

参照元:HIKEA公式サイト(英語)、YouTubeAmazonプライム
執筆:Nekolas

▼ドラッグをキメながらIKEAの家具を組み立てる動画の第1話はこちら

▼マジックマッシュルームをキメて作業する第2話はこちら