やられた! やられたとしか言いようがない!! 何のことかって、吉野家が昼3時から夜12時まで提供している「晩ごはん」の新メニュー『炙り塩鯖定食(690円)』シリーズがヤバすぎたのである。ちなみにご飯大盛無料であるっ……!!

何がヤバイって、目の前で炙り! 目の前でだ。吉野家だぞここ? 牛丼の吉野家のカウンターだぞここっ! なのに、なのに、店員さんが、オレの、オレの、オレの……

オレの目の前に置かれている塩鯖にバーナーを向けて「ジュウウウウゥゥッ」ってやってる! マジかよって! これは完全に油断してた。完全に意表を突かれた!!

ていうかオレ塩鯖好き。コンビニでもレンチンの塩鯖と白米とサラダで昼ごはんにしちゃうくらい。いろんな塩鯖食べてきたけど、「まずい」ってのはあまりない。

だから吉野家で始まった『炙り塩鯖定食』ってのも「まあ普通ならいいや」的な感覚で注文した。どーせショボい塩鯖が付いてくるんだと思ってた。つまりはナメてた。


ところが……


ハラペコのオレが注文したのは『炙り塩鯖牛定食(790円)』。モチのロンで、ご飯は大盛(無料)。魚も食いたいけど肉も食いたい欲を満たすのは上記のメニューとの判断だ。で、数分待ってたら、オボンにのった定食が来た。すると……

シュゴーーーーーーッ!!

(なななな、なにーーーーっ!!!?)

ジュウウウウウウウウウ……!!

(ななな、なんだとーーーーっ!!!?)

冒頭でも書いたけど、まさかまさかの「目の前」で、まさかまさかの「バーナー炙り」と来たもんだ。今どきの吉野家ってこんなことまでするのかよって!! 超感動!


でもって、肝心の味だが……


ひいき目に言っても「激ウマ」で、心まで炙られたオレに言わせてもらえれば「圧倒的激ウマ」だ。ビジュアル的なショックに流されているわけではない。本当に美味い。肉厚、そしてジューシー&香ばしい。しかも「おろし」まで付いている!!


ただし!


ひとつだけ注意してほしいことがある。それは……ごはんの量だ。ひとことで言えば「大盛りじゃ足りない」んだ。たしかにオレは牛皿も頼んでいた。しかし、それを抜きにしても「最低限、大盛り」は欲しいところ。無料なのもうなずける。なぜなら……

けっこう塩鯖、塩が強めで、オッソロシイほど「ごはんがススムくん」なのである。さらに「牛皿」があったらもうヤバイ。ごはん特盛り……いいや、大盛×2杯でちょうどいい……くらいかも。でも美味い。マジで美味い。この満足度、圧倒的だ!!

ひさびさに吉野家で感動した。以前、鬼のように辛い「鬼辛豚チゲ鍋膳」を食べた時も感動したが、今回もそれに匹敵するくらいの感動があった。ちょっとまだ興奮している。リピ……。来週の晩メシで「リピ」するのは間違いない。文句なしリピ決定だ!

参考リンク:吉野家『晩ごはん』
Report:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.