あなたが最後にポケモンGOを起動したのはいつだろうか? サービスが開始したのは今から2年ほど前の2016年7月のこと。配信直後から世界的大ブームを巻き起こしたから、読者の方の中には「あの頃はやってたよ」なんて人も多いハズだ。

あなたが現役トレーナーでなくても、もしかしたら近いうちに ポケモンGOを起動することになる かもしれない。なぜなら「第2次ポケモンGOブーム」の気配がプンプンただよっているからだ。

・1度は情熱が冷めてしまったが……

私(P.K.サンジュン)は、多くのトレーナーと同じくサービス開始直後からポケモンGOにハマっていた。だがしかし、半年ほど猛烈にプレイしていたところ 図鑑が全て埋まってしまい、徐々にポケモンGO熱が冷めてしまったのだ。

「新しいポケモンが追加されたよー」と耳にしても、あの頃のような情熱は取り戻せず、1年以上はポケモンGOを放置していたと思う。だが、ふとしたことをきっかけにゲームを再開したところ想像をはるかに超えてポケモンGOが楽しい! 現在は「これは第2次ポケモンGOブームくるな」と確信している次第だ。なぜなら……。

・理由その1:ポケモンが増えた

私のように図鑑が埋まってしまい「やることなくなった……」とポケモンGOからフェードアウトしてしまった人は多いハズ。当時のポケモンは約150種類だったが、現在は およそ380種類 に増えているから “図鑑が埋まる快感” は当時より大幅に増加している。

・理由その2:やり込み要素が多い

では「図鑑が埋まったらおしまいか?」と言われれば、そうではない。いや、正確には図鑑以外にも集めたくなるポケモンが、今のポケモンGOには追加されている。例えば “色違いポケモン” がその1つで、ごくごく稀に登場する超激レアポケモンは収集欲を満たしてくれるハズだ。

「色違い? 別にいらなくない?」という声もあることだろう。実は私自身もそう思っていたのだが、実際に色違いポケモンをゲットすると……超絶うれPーーーーッ! 上手く言葉で表現できないが、とにかくテンションが上がるのだ。

・理由その3:レイドバトルが楽しい

2017年7月に実装された「レイドバトル」はポケモンGOに革命を起こした。極端に言えば「レイドバトルが実装される前と後では違うゲームになった」と言っていいだろう。それくらいレイドバトルは楽しい。

レイドバトルとはジムに不定期で出現するポケモンを「最大20人で倒すバトルシステム」のことで、レアポケモンが登場したジム付近には多くの人が集まっている(都心の話)。レイドバトルの実装でポケモンGOは「収集ゲーム」の要素に加え「戦闘ゲーム」のファクターが加わったのだ。

・理由その4:イベントが盛りだくさん

リリース直後はほとんど開催されていなかったイベントも、現在は恒常的に行われている。イベントのおかげで 比較的レアなポケモンも集めやすくなっている のはありがたい。さらに言うならば、月に1度開催される「コミュニティデー」の盛り上がりは異常だ。

「コミュニティデー」とは3時間だけレアなポケモンが出現するイベントなのだが、都内では「こんなに集まりますか?」と引くほど多くのトレーナーが集結する。さらには「鳥取GO」などの「レア中のレアイベント」も言うまでもなく激アツッッッッッッ! だ。

・理由その5:純粋に機能が進化している

現在のポケモンGOは細かいところもブラッシュアップされている。例えばポケモンを捕まえる際の「きのみ」の種類が増えていたり、報酬型ミッション「フィールドリサーチ」が実装されたりと “普段から使える機能” が当時よりかなり快適になっているのだ。

・理由その6:1度はプレイしていた人が多い

第2次ポケモンGOブームが到来すると確信している最大の理由はまさにコレだ。とにかく「多くの人が1度はプレイしたことがあるゲーム」という事実は大きい。なぜならゲームの概要を多くの人は理解しているわけで、しかも1度は熱中した経験がある人も少なくないのだ。

すなわち新規のゲームと違い “ちょっとしたきっかけ” さえあればプレイを再開する可能性が高い「ポケモンGO予備軍」が非常に多いわけである。これまで述べてきた通りポケモンGOは確実におもしろくなっているから、1度プレイすればハマる人は多いハズだ。

──以上の理由から、私は「近い将来第2次ポケモンGOブームが到来する」と確信している。かつてのように錦糸公園がごった返すような事態にはならずとも「ポケモンGOをプレイしている人がやたら多い」くらいにはなるだろう──きっと、おそらく、たぶん。

参考リンク:ポケモンGO公式サイト
Report:P.K.サンジュン
ScreenShot:ポケモンGO (iOS)

▼色違いポケモンはマジでテンションが上がる。