現代社会の難事件。人が絡んでいる限り、解けない謎は絶対無い! 現在、あるハンコ屋さんで『降谷』の苗字が爆売れしているという。ハンコ屋さんいわく「5月から激増した」というこの注文。現在では、『降谷専用フォーム』まで爆誕する事態に。

さらに、摩訶不思議なことに、注文は「8割以上れい書体」だという。降谷が「佐藤」や「鈴木」より売れる理由とは? 真実はいつも1つ

・創業80余年のハンコ屋

降谷のハンコに異常事態が発生していることを報告したのは、昭和2年創業の老舗ハンコ屋『はんの吉本三星堂』。創業から80余年の老舗印鑑店は公式Twitterに以下の事態を投稿した。

「「降谷」はかなり珍しい名字で、全国に30人ほどしかいません。にも関わらず毎日「鈴木」や「佐藤」よりも売れてる異常現象が起きています…」

──この売れ行きを受け、『はんの吉本三星堂』はいろんな書体が確認できる「降谷」専用フォームを開設。対応を行っている。しかし、一体なぜこんなことが起こっているのか

舞台裏で進行する謎の気配を感じた記者(私)は、『はんの吉本三星堂』のつぶやきを洗ってみることにした。すると、以下のような事実が浮き彫りになったのである!

「「降谷」は5月から激増」
「「赤井」と「降谷」の2本購入は異様に多い」
「8割以上れい書体」

──5月から激増……「赤井」との2本購入……8割以上が「れい書体」……? ハッ! 謎は全て解けた!! 犯人はお前だ!

安室透!! 説明しよう。安室透とは『名探偵コナン』に登場する褐色肌の私立探偵である。そのイケメンっぷりに目下人気が大爆発中のキャラで、安室のスピンオフが掲載された週刊サンデーは売り切れ続出しているとかいないとか。でも、そいつがどう関係するかって?

実は、安室の本名が降谷零(ふるやれい)なのである。そして、ライバルの名前は赤井秀一。現在、安室がメインキャストで活躍する映画『ゼロの執行人』も大ヒット中だから、映画を観たファンが熱くなった気持ちで「降谷」のハンコを購入している……のかもしれない

それにしても、このブームに乗って専用フォームを開設した『はんの吉本三星堂』は商売上手だ。ちなみに、1本1232円で送料無料なようである。メーカー希望小売価格から1000円くらい安くなっているので、ファンはこの機会に1本いかが?

参照元:Twitter @y_sanseido、楽天「はんの吉本三星堂」
執筆:中澤星児

▼安室透効果で「降谷」が爆売れしているらしい