皆さんはご存じだろうか? この世には、「定期券」と呼ばれる大変便利なモノが存在することを。かくいう私(佐藤)は、その名前こそ知っているものの、それがどういうモノなのか44歳になるまで知らなかった

きっと私のように、定期券がどんなものが知らない人もいることだろう。そこで、今回は定期券の秘密をお教えしよう! 実はコレ、とっても便利で、電車やバスの運賃が割引されるのである!! さっそく購入してみたぞ!

・30歳まで不必要だった

恥ずかしながら、私はこれまで定期券を購入したことがなかった。学生時代、地元では自転車通学。30歳で上京した後は、歳のせいか、定期券について教えてくれる人に出会う機会がなかったのだ。

私の人生において、定期券は不必要なものだった。ところが! 今になって、通勤時の交通費は定期券で計算されていることをようやく理解した(知識としては知っていた)。という訳で本稿では、JR東日本の通勤定期乗車券についてお伝えする。


・猛烈に損していた……

定期券のスゴイところは、切符を買って乗車する場合に比べ、1回あたりの乗車運賃が安くなることだ! 1カ月定期でも割引される! しかも、定期の利用区間は1日に何度乗り降りしてもいい!! マジかよ、定期券ってすげえな。知らずにいた過去の自分をぶん殴ってやりたいレベル。無知であるがゆえに、今までいくら損してきたんだよ……。

購入は簡単だ。通勤定期を買おうと思ったら、昔は専用の用紙に必要な情報を書いて窓口に提出したりしないといけなかったのだが、今は違う! 通勤定期は券売機でも購入可能だ! ただ、地域や駅によっては通勤定期を券売機で買えないところもあるかもなので注意してくれ。


注意すべきことはまだある。JR東日本では、PASMOカードを使って定期券を買おうと思っても窓口では取り扱っていない。また、利用区間にJRを含んでいない場合、JRの窓口で定期券を購入できないことも覚えておこう。


・購入方法を詳しく解説(通勤定期券)

続いて、JR東日本の券売機で通勤定期を新たに購入する方法を説明したい。購入にあたって、まず最初に券売機の「定期券」の項目を選択する。次に画面の「新規・継続・発行替え」のなかから新規を選択する。

続いて、定期券の種類を選ぶ。

その後に乗降駅を選択。私の場合は、「中野 ー 新宿」である。

また、Suicaを持っている場合は、定期券の機能を自分のカードに付与することができる。私はPASMOしか持っていなかったので、新しくSuicaを購入することに。この場合は、デポジット(預かり金)として500円必要だ。

最後に、氏名や生年月日などの個人情報を入力して、手続きは完了。


・ついに定期券をゲット!

最後に支払いをしてカードを受け取ると、晴れて「定期券ユーザー」になることができるのだ!


見よ、これがアノ定期券だ!!


ということで、地方から都内に出てきた新入社員の皆さんも、定期券を活用しよう。マジでお得だから超オススメ!

参考リンク:JR東日本「Suica定期券の購入
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24