1990年代に一世を風靡した英ロンドン出身のバンド「ジャミロクワイ」。同バンドの楽曲のなかでも、圧倒的な人気と知名度を誇るナンバーが『Virtual Insanity(ヴァーチャル・インサニティ)』だ。

そんな有名曲を、なんとヴァーチャル・リアリティ上の楽器で演奏するアーティストが現れた。ちなみにダジャレを言いたいだけではないのであしからず……。それでは、動画「“Virtual Insanity” Performed in Virtual Reality (Jamiroquai Cover)」でどんなサウンドなのかをチェックしてみよう。

・VRヘッドセットを装着した瞬間に様々な楽器が出現

『Virtual Insanity』をカバーしたのは、シンガーソングライターのチェイス・ホルフェルダーさんだ。動画を再生すると、冒頭からさっそくホルフェルダーさんが登場。グリーン色の部屋に入り、VR専用ヘッドマウントディスプレイを装着すると…… 

「ヒュィィイイイーーーン!」という音とともに、突然、部屋にキーボードや電子ドラムといった様々な楽器が出現!! ホルフェルダーさんは次々と楽器を演奏していき、やがて素晴らしい歌声で『Virtual Insanity』を歌い始めるのだった。

動画の解説文によると、このカバー曲はVR専用ヘッドマウントディスプレイ「HTC Vive」の仮想現実上にある楽器やサウンドだけで作られているという。つまり、その場に実在していない楽器で演奏されているというわけだ。VRの可能性ハンパねぇぇぇえええーーーーー!

また、完成度の高いアレンジや歌声もさることながら、ポップかつサイバーな映像も必見。ぜひヴァーチャル空間に映し出されたヴァーチャル楽器で奏でられる『Virtual Insanity』を動画でご覧あれ!!

参照元:YouTube
執筆:K.ナガハシ

▼ヴァーチャル・リアリティ上の楽器で「Virtual Insanity」を演奏する様子がこちら

▼本家Jamiroquaiの「Virtual Insanity」がこちら