2018年4月9日、日本サッカー協会は日本代表監督のバヒド・ハリルホジッチ氏の解任を発表した。2015年3月12日に就任してから約3年。ロシアW杯まで残すところ2カ月というタイミングだった。

電撃解任に日本全体が揺れる中、ハリルJAPANの主力として戦ってきた長友佑都選手(ガラタサライ)が自身のTwitterでコメント。そこには、監督への感謝の気持ちが綴られている。

・長友選手のツイート

会見の直後に長友選手はTwitterを更新。以下、その内容である。

ハリルホジッチ監督。
W杯出場が当たり前であるかのような風潮の中、日本をW杯へ導いてくれたことに感謝します。
なかなか結果が出ず、苦しい時期を過ごしたけど、日本サッカーのための尽力に対して敬意を表します。
Merci Vahid.(原文ママ)

最後はメルシーバヒド(ありがとうバヒド)とフランス語で締め、ともに戦ってきた監督へ感謝の気持ちを示した。思い返せば最終予選の初戦でUAEに敗れた時、W杯に出場できる可能性は0%と悪いジンクスが騒がれたものだ。長友選手のツイートに対し、ネットでは次のような反応が見られたので一部を紹介したい。

・長友選手のツイートに対するネットの反応

「長友のこういうとこさすが。」
「長友、いいやつだな。素晴らしい人間性。」
「やっぱ長友かっけーなぁ」
「長友もっと好きになったわ」
「少なくとも長友選手とは、信頼関係があったようですね。」
「長友の言うとおりだと思う。ハリルには感謝とリスペクトしかない。こんなクソみたいな協会の下で日本のために尽力してくれてたのだと思うと申し訳なくもなってくる。」

などなど。結果を求められる世界とはいえ、W杯本番直前での解任は選手も不安を覚えるもの。電撃解任がはたして劇薬となるのだろうか。なお、ハリルホジッチ監督の後任は西野朗氏が務める。

参照元:Twitter @YutoNagatomo5
執筆:原田たかし