平昌オリンピックの閉幕から約1カ月。今大会でもっとも盛り上がった話題の一つが、女子カーリング日本代表の銅メダル獲得である。競技中の選手たちがよく口にしていた「そだねー」というワードは、今年の流行語大賞に選ばれそうな勢いだ。

連日のようにテレビで取り上げられたため、もはや日本で知らない人はいないのでは? という気さえしてしまう「そだねー」。そのブームは国内だけにとどまらず、なんと海外にも飛び火していたことが今回明らかになった。ある世界的ミュージシャンが Instagram に投稿した、1枚の写真をご覧いただきたい。

・世界的ミュージシャン

90年代のアメリカを代表する伝説のバンド「レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン」。その元メンバーであり、現在は「プロフェッツ・オブ・レイジ」というバンドで活躍するギタリスト、トム・モレロといえば、海外の音楽好きの間では知らぬ者はいないくらいの超大物だ。

・写真に注目

ご覧いただきたいのはトム・モレロの Instagram である。トムは普段からライブ中の写真を自身のアカウントによく投稿しているのだが、その中の1枚が激しく異彩を放ちまくっているのだ。トムが持っているギターに注目して欲しい。

・まさかの「〇〇〇〇」

2018年4月2日に投稿された、客席に向かってギターを掲げるトムの写真。なぜかトムはギターの裏側を客席に見せつけている。そこに書かれていたのは、日本人なら誰もが知っているあの言葉だった……。勘のいい方ならもうお気付きだろう。そう、「そだねー」である!

「そだねー」って書いてあるように見えるとか、そういうレベルではない。100パーセント「そだねー」である。あまりにも「そだねー」すぎて、一瞬コラかと思ったぞ。私(あひるねこ)は “超” がつくほどのレイジファンなのだが、これだけ言わせてくれ。トムさん、あんた何してるんですか?

・トムなりのユーモア?

「そだねー」もついに世界的なムーブメントになってしまったのか……。と思いきや、どうやらこの写真は来日公演で撮影されたものらしい。要はファンサービスである。ギターに「そだねー」と書くことの何がファンサービスなのかは謎だが、それ以上に誰が何と説明してトムに「そだねー」を教えたのかも非常に気になるところだ。

ただの変なヤツだと思われたら困るので一応書いておくと、トム・モレロはハーバード大を主席で卒業し、議員秘書まで務めた経験があるガチのインテリである。そんな男のギターに「そだねー」と書かれているのかと思うと、なんだかジワジワこないだろうか。

参照元:Instagram @tommorello
執筆:あひるねこ

▼東京公演はこの格好で行ったらしい

▼まさかの「そだねー」

▼大阪公演の動画。ただの変なおっさんじゃないぞ!