人生とは選択肢の連続だ。どんな人でも、日々さまざまな選択肢を選びながら生きている。私(中澤)は、たまに思うのだ。「あの時、ああしなかったらどうなってたかなあ」と。例えば、ミュージシャンを夢見て上京してなかったらとか。

もしかしたら、ありえたかもしれない別の可能性。そんなオルタナティブな進化をしたうどん屋を発見したのでご紹介したい。これはパスタ? いえ、うどんです。これは中華? いえ、うどんです。これはラーメン? いえ、うどんです

・別の進化をするうどん

その店とは池袋の『あんぷく』。西口五差路の劇場通り沿いにひっそりと佇んでいる創作うどん屋である。24種類のメニューの中で、一般的なうどんのイメージに合うのは「へしこと九条葱のうどん(税抜き1112円)」のみ。

あとは「坦々うどん(税抜き926円)」「四川風麻婆茄子うどん(税抜き1019円)」など、完全にうどんが別の進化を遂げている。まさに、うどん・オルタだ。

・クリーム系も充実

中でも、名物は「カルボナーラうどん(税抜き1112円)」のようなので、カルボナーラが好きな私はこれを注文することに。クリーム系も充実の品ぞろえだ。

ただ、同じ炭水化物とは言え、パスタとうどんでは大分食感が違う。はたして、クリームソースとうどんは合うのだろうか? そうこうしているうちに運ばれてきたうどん。見た目はパスタのカルボナーラとほとんど同じである。

・一体どんな味なのか

だが、麺はまぎれもなくうどんだ。そのため、麺の存在感が際立っている。もったりしたクリームソースが絡まるうどん。一体どんな味がするのか。食べてみたところ……

ウマイ! ソースはイタリアンレストランのカルボナーラにも引けを取らないコク深い味で、それがうどんと意外にマッチしていて食べごたえは抜群。

・まとめ

食感はうどんなのだが、味は本格的なイタリアンなので、気持ちとしては超極太麺のパスタを食べている感じだ。ただ、やはりこのモチモチっぷりはパスタではないので、ここでしか味わえない味と言えるかもしれない。

うどんの別の可能性を追求しているこの店。大盛(360g)、特盛(460g)も同料金なところも嬉しい。普通のうどんに飽きた方は行ってみてはどうだろうか。

・今回紹介した店舗の情報

店名 あんぷく
住所 東京都豊島区西池袋1-37-8
営業時間 11:30~15:00 / 17:00~23:00
定休日 年末年始

Report:中澤星児
Photo:Rocketnews24.

▼カレーうどんもウマそうだ

▼入り口がひっそりしすぎていて見つけにくいので要注意

▼普通のうどんに飽きた人はぜひ!

日本、〒171-0021 東京都豊島区西池袋1丁目37−8