公共の場では、当然ながらルールとマナーを守る必要がある。公園や運動施設など無料で立ち入ることができる場所だけでなく、飲食店でも周りの人に対して配慮をすべきだろう。中にはお店のルールとして、電話を禁止していたり喫煙を禁じている店舗もあるが、東京・赤羽の日高屋は一味違う……

ここのお店では、○○○○を禁止しているのである! 禁止するまでもなく、しないのが普通だろッ!! と思うところなのだが、私が確認しただけで、お店には7枚も注意書きを掲げられている。そんなにアノ行為が繰り返されているのか!?

・2店あるが、東口店だけ

JR赤羽駅最寄りには、日高屋が2店舗ある。赤羽西口店と赤羽東口店だ。西口店には、アノ行為を禁じる注意書きはなく、他の地域の店舗と特に変わった様子はない。

だが東口店には、お店の入り口に注意書きが貼り出されている。入り口の自動ドアのガラスを見ると……。



え?

無銭飲食禁止?

店内に入ると、さらによく見える位置に……


無銭飲食禁止!

・見える範囲だけでも7枚

それって禁止事項にするようなことではない気がする。しかし、こちらの店舗ではカウンター席に4枚、この注意書きが貼ってあり、どこのカウンター席でも絶対に目に入るのだ。

そして、入り口は外と中からそれぞれ1枚ずつ。店舗に入ったらすぐのところにさらに1枚。合計7枚もの貼り紙がしてあるじゃないか。これは……無銭飲食する客が出入りしている可能性が考えられる。

・お店と交番の距離

実はもうひとつ驚かされることがある。注意書きには、「見つけ次第、警察に通報します」とあるが、このお店と交番は……。



めちゃくちゃ近い距離にある。100メートルも離れていないのではないだろうか。本気で走れば10秒くらいで着いてしまう。そんな日高屋に、無銭飲食禁止の貼り紙が貼られているのだ。

どうしてこうなったのか……。当たり前だが、無銭飲食は絶対にダメだ。

・今回訪問した店舗の情報

店名 熱烈中華食堂 日高屋 赤羽東口店
住所 北区赤羽1-1-6井門赤羽駅前ビル
営業時間 24時間

Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

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禁止事項が普通じゃない。さすが赤羽

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