夢に見たことが現実に起こることを “正夢” というが、今までに読者の皆様は実際に経験したことがあるだろうか。「以前にも似たようなことがあったな……」というデジャブ的な感覚を味わったことはあっても、頻繁に正夢は起きるものではないのでは……と思う。

ところが、ある男性は夢に出てきた5つの数字でロトを買ったところ見事に当選、40万ドル(約4350万円)をゲットしたというのである!

・夢に出てきた数字で宝くじに当選!

米ニュースサイト『Inside Edition』によると、夢に出てきた数字を使ってロトに当選したのは、米バージニア州に住むヴィクター・アモレさんという男性。

彼は夢に出てきた連続した数字「3、10、17、26、31」をそのまま使い、5つの数字を組み合わせる「CASH 5」という最高額10万ドル(約1080万円)のロトを4枚購入。その結果 “夢のお告げ” とばかりにロトに当選し、40万ドルを獲得するに至ったのである。

・『LOST』に出てくるエピソードみたい!

このニュースを耳にした時、すぐに筆者は海外ドラマ『LOST』のストーリーを思い出してしまった。登場人物のハーリーが精神科病院に入院していた時、他の患者が常につぶやいていた「4、8、15、16、23、42」という数字を使い、退院後にロトを購入。すると、見事に当選して大富豪になってしまったのである。

この場合は夢ではないが、ヴィクターさんに起きた出来事が「フィクションの世界で描かれそうな話だな」と思ってしまった。

・ちゃんと数字を覚えていたのがスゴい!

それにしてもヴィクターさんが、夢に出てきた5つの数字の羅列をよく覚えていたなと感心してしまう。普通は、「何か夢を見たのは覚えているけど、内容は思い出せない……」というパターンが多いのでは思うのだが、正夢になるべき夢だったからこそ数字を記憶していたのかもしれない。

もし夢に意味不明な数字が出てきたら、忘れないうちにメモっておいたほうが良さそうだ。

参照元:Inside Edition(英語)
執筆:Nekolas
Photo:Wikimedia Commons

▼こちらが夢に出てきた数字でロトに当選したヴィクターさん