「Instagram」を見ていると、時々すごくウマそうな肉を食っている人の投稿を見かけることがある。血のしたたるような分厚い肉の画像が連発しており、「この人はどこでこんなウマそうなものを食ってんだ?」と調べると、『バルバッコア』であることが多い……あくまでも私の場合だが。

『バルバッコア』は都内を中心に展開する、シュラスコ専門店だ。名前はよく聞くけど、一体どんなお店なのかサッパリわからない。ということで実際に行ってみたら……何だ!? この店。肉を食うのに忙しい! 怒涛のシュラスコラッシュじゃないか!

・好きなモノを好きなだけ

バルバッコアの肉投稿を行っているのは、女性が多いような気がする。ランチは、ブラジルバーベキューのシュラスコに、サラダバー・ドリンクバー、そしてデザートビュッフェまでついているから、好きなモノを好きなだけ食べたいという人に支持されているようだ。しかし値段がちょっと……。


ランチ3600円(税別)!? うう~……。普段は500円の弁当で満足している私(佐藤)にとって、ちょっとレベルが高い。だが、テレビで紹介されたところを見ると、値段にふさわしい料理内容らしい。ということで、実際にランチ利用することにした。


・女性の利用が多い

訪ねたのは東京・新宿伊勢丹の向かい側、レインボービレッジビル7階にある「バルバッコア新宿」である。昼すぎの時間に入ると、やっぱり女性率高し。いろんなモノをちょっとずつたくさん食べたい女性にとって、ここの仕組みは有難いのかも。

肉を除くすべてのメニューは、ビュッフェスタイル。サラダ・温菜、デザートも充実している。

アルコールを除くドリンクもセルフサービスで飲み放題。肉抜きでも、メニューはかなり充実している。


・コインを裏返す

卓上にお店のロゴが入ったコインがあり、緑色の表面を向けて置いている間、スタッフが肉を運んでくる。赤色の裏面にすると、そこで肉の提供はストップされる。運ばれてきた部位の肉を食べたくない場合は、その場で断ればOKだ。


・サラダを食いすぎるな

さて、サラダを取ってきたところで食べ放題スタート。肉を食う前にはたっぷりと野菜も食わなければ! そう思ったのが間違いだった。肉をガシガシ食いたい人は、サラダは控えめに。あとあと響いてくるぞ。

まずはサラダを片づけてから~……と悠長なことを思っている間に、肉は来る。容赦なく来る! 最初はソーセージとローストチキン。

サラダを半分も食い切らないうちに、豚肩ロースとガーリックステーキ。

・1人で行くと、間がもたない?

4つ肉が並んだところで悟った。これは1人焼肉より大変だ。焼肉なら、焼いたり食べたりを繰り返して、多少なりとも “食う間” をコントロールできるけど、ここは勝手に肉が来る。黙ってたら、次から次へととめどなくやって来る

一瞬「天国?」と思ったが、1人で黙々と食い続けるのは結構大変だ。せめて、友達と来て、1切れをシェアしていろいろ食べ比べるのなら良いけど、1人ではシェアする相手もいない訳で……。そうしている間に、アルカトラ(ランプ)が来た。ウマそうだったので、欲張って2切れももらってしまった。


・焼きパイナップルの誘惑

せっかくのビュッフェなのだから、サラダだけでなく温菜も食わないと損かも? と思って、ムダにおかわり。

繰り返すが、とにかく肉を目一杯食いたい人はビュッフェに気を取られてはいけない。肉に集中! 肉だけに集中すべきだ。まだ肉を一巡してないのに、おなかはそこそこ膨れてしまっている。口直しで焼きパイナップルを食べる。これが思っていた以上にウマい!

ダメだ、肉以外の味の誘惑に負けてしまう。それでもまだ来る。まだまだ来る。肉!

肉!

肉!


デザートビュッフェも利用したかったので、コインを裏返して肉は終了~。結局どれだけ食べることができただろうか。

・人と来た方がいい

おそらく300グラムも食べていないかもしれない。それでもおなかはパンパンだ。結論、バルバッコアでは肉に集中すべき。サラダやデザートの誘惑に負けてはいけない。そしていろいろな肉を食べたいなら、1人で来るべきではない。友達とシェアするのが賢い利用方法ではないだろうか。

いずれにしても満足度は高かったので、肉好きは一度挑戦してみて欲しい。

・今回訪問した店舗の情報

店名 バルバッコア 新宿店
住所 東京都新宿区新宿3-5-4 レインボービレッジビル7F
営業時間 11:30~15:00、17:30~23:00 / 土11:30~16:00、17:30~23:00 / 日祝11:30~16:00、17:30~22:00
定休日 なし

Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

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