日高屋(ひだかや)といえば、首都圏で600店舗を目指し展開しまくっている中華料理のチェーン店だ。安いのにそこそこ美味いので、家や職場の近くにあると、非常にヒジョーにありがたい。ちなみにお店の正式名称は『熱烈中華食堂 日高屋』らしい。

それはさておき、私(羽鳥)は日高屋の「チャーハン」と「ニラレバ炒め定食」が大好物なのであるが、複数の知人から「チゲ味噌がヤバイ」と聞かされていた。ことあるごとに、別方向から「チゲ味噌」「チゲ味噌」と。そんなにオススメなのか……ということで、実際に「チゲ味噌ラーメン」を食べてみることにしたのである。

そういえば日高屋の店の前に、よく「チゲ」と書かれたノボリが立っていた。売り出し中なのかしら……と、よ〜くノボリを見てみると「期間限定」の文字が。いつごろ終わるのかは不明だが、とにかく「チゲ味噌」を食べるなら今しかない!

メニューを確認してみると、「チゲ味噌」は「チゲ味噌ラーメン」のことであり、やはり期間限定のメニューでありつつ、価格は単品590円であることがわかった。気になるのは「辛」のマークが付いているということ。なるほど、これ、辛いのか……。

注文後、わりとすぐにチゲ味噌ラーメンが運ばれてきた。これが皆が「うまいうまい」と絶賛する「チゲ味噌」か……。香りはチゲ。いつぞやか食べて大変なことになった吉野家の「鬼辛豚チゲ鍋膳」を連想させる香りである。これはもしや……

ということで、万が一にそなえ、スマホのカメラで録画しながら食してみた。

味は……うまい。みんなが「うまいうまい」言うのもうなずける、実に美味しいチゲ味噌だ。

ラーメンとの相性もバツグンだが、そもそもチゲのスープが非常に美味しい。具だくさんだし、食べごたえもバッチリ。単品のライスを注文しておけば「チゲ定食」的な楽しみ方もできたな……と少しだけ後悔した。

そんなことを考えつつ、食べ始めてから4分49秒後……

まるで夜空を走る流れ星のごとく「たら〜り……」と、一滴の汗が額を駆け下りていった。

それからはもう流星群。

絶え間なく汗がダラダラと額をつたい、

時にはマシンガンのような乱れ打ち

時には2発同時のダブルショット……と、汗っかきの私は、予想通りに汗ダラダラになったのであった。だがしかし……だがしかし!

過去の「吉野家鬼辛豚チゲ鍋膳」や「辛さ18倍のカップヌードル」と比較してもらえば一目瞭然であるが、発汗レベルは非常にマイルド。これを天気にたとえるならば……

「スコール」や「どしゃ降り」レベルには程遠く、「大雨」くらいの辛さであった。よって、辛さに弱い人でも安心して食べることができるだろう。いずれにせよ、次は単品のライスもあわせて注文したい。おいしゅうございました!

参考リンク:日高屋「期間限定 チゲ味噌ラーメン
Report:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.