卵黄とチーズの風味香るホワイトソース! カルボナーーーーーーーラ!! 私(中澤)は、子供の頃初めてカルボナーラを食べた時の感動をいまだに覚えている。こんなにウマイもの他にある

というわけで、レトルトのカルボナーラも良く食べるのだが、メーカーによってかなり味が違うことに気づいた。できるだけウマくて安いレトルトを食べたい! そこで、食べ比べてみることにしたぞ!!

・食べ比べるレトルト

今回食べ比べるレトルトは4種類。値段の安い順から、セブンイレブン『チーズのうま味ゆたかなカルボナーラ260g(税込192円)』、S&B『予約でいっぱいの店のカルボナーラ140g(税込203円)』、キユーピー『カルボナーラ濃厚チーズ仕立て70g×2(税込243円)』、日清『青の洞窟 2種のチーズのカルボナーラ140g(税込257円)』だ。

実は、私は『青の洞窟』を食べたことがあるのだが、現状を知る限り、これが最強の味である。セブンやS&B、キユーピーがどれだけ『青の洞窟』に迫れるかが勝負の鍵を握ることになるかもしれない。

・日清『青の洞窟 2種のチーズのカルボナーラ』

というわけで、まずは基準になりそうな『青の洞窟』を食べてみた。舌に広がるまろやかな食感、口から鼻に抜ける濃厚なチーズの風味、ベーコン香ばしさ……完全に店の味だ。

レトルトのカルボナーラは、独特の乳臭さがあるものも多いが、そういったレトルトっぽさが一切ない。よくぞここまで……!

・セブンイレブン『チーズのうま味ゆたかなカルボナーラ』

改めて、カルボナーラの味を確認したところで、他のレトルトも食べてみた。セブンは完全に前述の乳臭さを感じる。チーズの風味も薄く若干甘い。とは言え、260gで192円なのでコスパ勝負と見るべきかもしれない。レトルト臭さを気にしない人はセブンで十分かも。

・キユーピー『カルボナーラ濃厚チーズ仕立て』

続いてキユーピーを食べてみたところ、これもレトルトの単調な味がした。しかも、70gずつに分けて「2杯分ありますよ」感を出しているのがなんとなく姑息(こそく)だ。おそらく、1杯分のパスタの分量にこのソース1袋だと少なく感じるのではないだろうか。

また、値段的には『青の洞窟』と10円しか差がないが、味的にはセブンとほぼ変わらない。これはむしろ、セブンが凄いのかもしれないが……。

・S&B『予約でいっぱいの店のカルボナーラ』

いずれにせよ、この2つは味勝負になると『青の洞窟』に遠く及ばないことは確かである。チーズの風味と “本物感” が段違いなのだ。対して、残ったS&Bにはパスタソース以外にチーズ卵黄ソースがついていた。さっそく、パスタと和えて食べてみると……

ウマイ! レトルト臭さは一切なく、まろやかかつ濃厚な店のホワイトソースの味がする。さすが「予約でいっぱいの店」だ。140g税込203円と安めの値段設定でここまで迫っているのは、驚異的と言わざるを得ない。

・まとめ

まとめると、味的にはやはり日清『青の洞窟 2種のチーズのカルボナーラ』が絶対王者なのは確かだが、S&B『予約でいっぱいの店のカルボナーラ』もコスパ的にアリだ。料理でラクしたい時の参考にしてみてくれ。

Report:中澤星児
Photo:Rocketnews24.

▼味の絶対王者は日清『青の洞窟 2種のチーズのカルボナーラ』


▼コスパはS&B『予約でいっぱいの店のカルボナーラ』