もういくつ寝ると2月14日……つまり “聖バレンタインデー” がやってくる。この場で「チョコ会社の策略だ!」とか「友チョコってなんやねん!」みたいな悪あがきはやめておこう。“その日” はもう間もなく、確実にやってくる。

2018年2月2日、そんなバレンタインについて興味深いデータが発表された。GMOメディアが運営する「プリキャンティーンズラボ」によると、最近の女子中高生は1人当たり15.2個ものチョコレートを渡すらしい。えっ……イマドキ女子は15個もチョコを渡すだと? この時代に学生じゃなくて良かった……!

・学生時代にチョコを1個ももらったことがない

以前の記事でお伝えした通り、私(P.K.サンジュン)は学生時代1度もバレンタインチョコをもらったことがない。たったの1度もない。かろうじて母からは何度かもらったことがあるが、それをアリにしてしまうと私の中の “何か” が壊れそうだからやめておく。

さて冒頭でもお伝えした通り「プリキャンティーンズラボ」によると、現役の女子中高生は1人当たり15.2個のチョコレートを渡すという。この数値を見て率直に「いま学生だったらチョコもらえてたのかな?」という自分と、


いや、こんな時代にもらえなかったらマジの地獄だぜ? あの時代だからまだ良かったんだよ


……とちょっぴり安心した自分がいる。

・当時の女子はそんなにチョコをあげてなかった(ハズ)

というのも、当時のバレンタインデーは「女子が男子に告白してもいい1年に1回だけのチャンス」……的な神聖な雰囲気がまだあった。義理チョコもあるにはあったが友チョコなんて概念はなく、義理チョコも本命を隠すためのカモフラージュ的なニュアンスを含んでいたと思う。

つまり私は学生時代に1度もバレンタインチョコをもらったことがない事実を、


そもそも当時の女子はそんなにチョコ配ってなかったっしょ?


……と思い込むことによって、なんとか心のバランスを保っているのだ。

だがしかし、もし当時「女の子は15個くらいチョコをあげる」というデータを知っていたらどうだろうか? クラスの男子は約20人、ハッキリ言って生き残れる自信がない。ある意味で現代バレンタインは当時よりも残酷で、私のような “ゼロチョコ男子” にとって逃げ場のない時代といえるだろう。

・女子にお願い

そこで提案だ。クラスに1人はいる面倒見のいい女子よ……クラスの男子全員にチョコを配ってやってくれないか? ウソでもいい、義理でもいい、チロルでもいい。そのチョコ1つで毎年バレンタインのたびに暗い気持ちになる男がこの世から1人いなくなるのだ。人助けだと思ってどうぞご検討ください──。

ともあれ、いまどきの女子中高生は結構な数のチョコレートを渡しているようだ。本命チョコを渡す女の子たちよ、彼に気持ちが伝わるとイイね! そして全然モテない男子たちよ、義理でもなんでもチョコを1個でももらえることを祈ってるぞ!!

参照元:プリキャンティーンズラボ
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼クラスの女子たちよ、俺たちのようなモンスターを生み出さないでおくれ──。